思わず購入

とあるお店より…
江戸期の百人一首かるたの額装販売があると聞き、購入しました。

自分が選んだ札は…「河原左大臣」。

」
「みちのくの　しのぶもぢずり　たれゆえに　みだれそめにし　われならなくに」

店主さん曰く、この百人一首かるたは全部揃っていないそうで、
「では読み札・取り札をワンセットにして販売しよう」という事になったのだそう。
流石に「姫」の札は人気のようで、今日は清少納言を購入された御老人がおられました。

この札、一枚一枚手書きなのです。

何故、河原左大臣の札を買ったのか？
そりゃぁ、自分の名前が入っているからですよｗ
それに朗詠「九夏」を歌った手前もありますからね♪


手書きの百人一首と聞き、自分が学生時代の頃に連載していた漫画「公家侍秘録」。
作中に登場するキャラクターのお公家様の日野西晴季様、娘の薫子様が百人一首かるたの筆耕に勤しんでいる描写があり、
自分の購入したかるたも
「きっと、そんなお公家様が書いたのかもしれないな…ｗ」
と、思いを巡らせております。


【雅楽関係者へ】
※ネタバレ注意
「公家侍秘録」5巻には…
雅楽にまつわるオムニバスがあります。