すずりぶたのにっき

すずりぶたとはすずり箱のふたのこと
昔の人はこのふたを裏返して
花や果物を飾ったとか
そんな粋なくらしがしてみたい

いのちのスープ

2015-07-15 | グルメ

◆台風が近づいてますね…宮崎も風が強くなっていますが、今日一日はいいお天気、しっかりとお布団を干せました。家事をしながら、録り溜めていたDVDを見ました。「天のしずく」という、料理研究家辰巳芳子さんのドキュメンタリー映画です。辰巳さんが病床のお父様のために作り始めたスープが「いのちのスープ」と呼ばれるようになったというスープを中心に、スープの材料ともなる食材を作り出す全国の生産者が出てきたり、とても興味深い映画でした。丁寧な毎日の食事作りこそが、幸福感をもたらし、豊かな暮らしの源であるということを教えてもらいました。見終わった後は…めちゃめちゃスープが飲みたくなり…ハイ、作ってみました。
ポタージュの原点ともいわれる、「ポタージュ・ボン・ファム」。玉ねぎを蒸し炒めし、にんじん、セロリ、じゃが芋を入れてさらに蒸し炒め、ブイヨンを加えて煮、漉して牛乳を加えるのですが、蒸し煮の時間がとても長く、手間のかかるスープでした。が、食べてみてびっくり。沢山入れたセロリの癖やにんじんの嫌な雑味はなく、とてもまろやかな甘みのあるスープ。映画の中で、子供たちが美味しそうに笑顔でスープを食べるシーンがあるのですが、その映像が食べながら蘇ってきました。丁寧に時間をかけてお料理をすると、ご褒美として心豊かな時間がいただけるんだなと…もれなく洗物も沢山出るのだけど、今日は苦ではなかった。パンとも食べたいので、明日の朝もこのスープで。レシピはこちら

◆ココナッツオイルを買ったものの、なかなかお料理に合わず、パンケーキとトーストぐらいにしか使ってなかったので、週初めに重い腰を上げました。色々検索して見つけたクッキーと、フルーツグラノーラを入れたおしりパン。
クッキーはまあまあの出来でした。パンはオイルの香りがほんのりで○。ハイジの白いパンの応用ですが、もう少し研究しなければ。*おしりパンは、中心を箸でくぼませるので、おしりの形になってるパンです。