猪突猛進 鈴木研究室へようこそ

関西医療大学大学院 教授である鈴木俊明研究室の紹介や鈴木が日頃考えている教育・臨床・研究への思いを熱く語ります。

自己満足のPT

2015-03-12 08:12:25 | 日記
先日、ある施設の運動療法の場面をみた。ほとんどの患者さんが寝かされて、患者さんは うとうとしている。セラピストはおかまいなしにストレッチを行っている。それも長い時間である。自主的な動きを誘導することがなく、他動的な運動療法が中心である。よくないことである。セラピストの自己満足で終わっている。
少し怒りを感じてきたので、2名の患者さんに運動療法をさせていただいた。数分間の運動療法で動作場面が改善するではないか。もっと患者さんの自主的な動きをいれて、展開することが必要である。1回の運動療法で動作場面に変化がなければ意味がない。正しい評価とその問題点に対する運動療法ができれば、ほとんどの症例は改善するわけですよ。

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