本学は、患者さんを治せる臨床家を育てる私学である。大学にはゼミ活動があり、私のゼミ生も毎年6名程度入ってくれます。私の研究室で頑張ってくれている講師の先生の協力により、学部生で学会発表、論文作成をしていただいている。皆さん、真面目に取り組んでくれており、最近は卒業後に病院で勤務しながら大学院生で研究を続ける方も増えてきました。学部ゼミ生の半分近くが、そのようなスタイルをとって、卒後も研究を続けようとしてくれています。やっと、自分の理想のスタイルができたと思って、自分の年齢を考えると定年まであと数年である。これが、50歳代にできていたらどれだけ良かったかと思う。若手研究者が私の研究室より大きく成長することを祈るだけである。
昨日の午後8時〜10時でワークシフトオンライン講習会でトップダウン評価と動作分析について、本日はウゴイタセミナーで筋緊張評価についてハイブリッドにてお話させていただきました。参加者は皆さん非常に積極的で、また、実技指導もさせていただき、感謝しています。2日連続なので体調も心配していましたが、全く疲れはなく、若い方から力をいただいているような感じです。今年はコロナ前と同じようなスケジュールとなりました。仕事をいただける嬉しさに感謝です。
今日4月4日
は関西医療大学 関西医療大学大学院の入学式でした。式の後にはプレオリエンテーションでお助け隊の先輩学生からのメッセージ、ダンス部の素晴らしい歓迎でした。鈴木研究室には大学院修士2名、博士後期3名が入ってくれました。頑張りましょう#関西医療大学 #関西医療大学大学院 #入学式#ダンス部#鈴木研究室
先日 国家試験の発表がありました。関西医療大学保健医療学部 理学療法学科、作業療法学科ともに 新卒100% 合格でした。 両学科の学生さん、教員の皆さん ありがとう おめでとう㊗️。
本学大学院修士課程 修了生 野村 真先生(日本医科大学大学院医学研究科リハビリテーション学分野、日本医科大学千葉北総病院リハビリテーション科)の論文が英文誌 Muscle and Nerveに掲載されました。イメージの生成や操作という,目には見えない2次元または3次元の物体の心的表象を回転させる能力であるメンタルローテーション(MR)課題中の脳活動の変化については多くの報告があるが、脊髄前角細胞の興奮性の変化は明らかではない。本研究では、健常者を対象として手指画像のMR課題が脊髄前角細胞の興奮性に影響を与えるか否かをF波解析にて検討した。MR課題は、同じ身体部位に対応する脊髄前角細胞の興奮性を増加させる。MR課題は、脊髄前角細胞の興奮性が低下している患者の運動機能を改善する可能性があることがわかりました。野村先生は、現在、日本医科大学大学院医学研究科リハビリテーション学分野 青柳陽一郎教授のご指導及び本学大学院研究科長 鈴木俊明教授の協力により論文が掲載されました。本当におめでとうございます。
Nomura M, Aoyagi Y, Suzuki T
Changes in the excitability of anterior horn cells in a mental rotation task of body parts
Muscle Nerve. 2024 Mar 15. doi: 10.1002/mus.28082. Online ahead of print.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38488222/