すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

「緊急事態宣言」の危うさと桜の開花宣言

2020年03月14日 | 日々思うこと

昨13日、参院本会議で新型コロナウイルス感染症を対象とする改正特措法が、自民公明両党や立憲民主、国民民主、日本維新の会、社民の野党各党などの賛成多数で可決成立です。

これに先立ち12日の衆院本会議で行われた特別措置法改正案の採決で、立憲民主党の山尾志桜里議員ら2人が、同党などの野党統一会派の方針に反対でした。山尾議員は採決後、記者団に「法案は私権の制限が強い。民主主義の基盤を傷つけるような状態を作ることができる」と反対理由を説明です。

また同党の阿部知子議員は、森まさこ法務大臣の一連の失言問題が解決していないことを理由に欠席、社民党の福嶋みずほ議員も欠席でした。

この改正により、新型コロナウイルス感染症の全国的かつ急速なまん延で、国民生活・経済に甚大な影響を及ぼすなどした場合、首相が地域を示して「緊急事態宣言」が可能になり、対象地域の都道府県知事は不要不急の外出自粛や学校、興行施設の使用制限などを要請・指示できるという、戦前を重ねると何ともキナ臭く危うい法改正であることが伝わってきます。

重苦しいニュースが多い中で本日、気象庁は雨の中を東京・靖国神社にある桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表です。平年より12日早く、昨年より7日早い開花で、統計開始以来最も早い開花日となり、これで桜前線も日本列島を一気に北上することでしょう。(写真は本日のウエザーニュースより借用) 

このところブログに向き合うエネルギーも消滅で、今日は冬に戻ったような寒さで一年前の書き込みを読み返しています。上越市の樹下美術館の15日開館が延期となりました。 寒の戻りのホワイトデーと樹下美術館の春の開館