すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

“笑顔のスーパーレディー”後藤はつのさんの絵画展へ

2016年01月31日 | 自然・旅

正月3日付けで書き込んだ73歳から絵を描くことを始めた後藤はつのさん、その原画を一度観たいと思い続け睦月最後の日曜日、“3度目の正直”でやっと南魚沼市の池田記念美術館での『後藤はつの112歳の絵画展』へ出かけることができました。友人らとの日程がなかなか決まらず先週24日に出かける予定でしたが、あの暴風雪警報とあって一週間の延期です。

浦佐駅に近い池田記念美術館は日曜日とあってにぎわっており、ロビーの“風の又三郎”がいつものように出迎えてくれました。そして2階の展示室に入ると先ず、はつのさんが81歳で書かれた孫娘の七五三の晴れ姿を描いた『好い日』が目に入りました。色彩豊かな100号の油絵20点ほどの絵のテーマは「子どもの頃の思い出」で、明治から大正にかけての故郷・妙高山麓の風景を中心に日本人の心の中の原風景がどれも力強いタッチで描かれています。

「決して上手ではないの。心に浮かんだ光景を自由に書いているだけ」というはつのさん、96歳の作品『明治42年の遠足 苗名の滝』では文部大臣奨励賞を受賞です。

こちらはご実家の赤倉ワクイホテルが管理する『後藤はつのCollection』HPからお借りした写真で、ピンクのお洋服がトレードマークの103歳の時のはつのおばあちゃんです。(妙高高原メッセにて)

「何かを始めるのに遅すぎることはないわ。やるかやらないかね」といつも笑顔のはつのおばあちゃん、友人らと元気をいっぱいもらって真っ白くなった名峰八海山を見ながら、心豊かに北越急行ほくほく線で帰途に着きました。


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