すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

美術館や図書館で知る地域の文化度

2016年02月02日 | 自然・旅

今日も昨日と同じく雪がチラつく寒い日ですが積もる程にはならず、幹線道路の消雪パイプも小休止です。日曜日に訪れた南魚沼市への片道2時間半の車中は、NHK朝ドラ『あさが来た』ヒロインのモデルとなった片岡浅子ことや明治の歴史などで盛り上がりました。

明治36年生まれの後藤はつのさんの原画を観てからタクシーで「八海山泉ビレッジ」へ、ここは娘家族らと利用しているお気に入りの所で美味しいイタリアンランチを満喫です。昼食後は六日町駅へ、駅前の南魚沼市図書館〈えきまえ図書館 本の杜〉へ立ち寄りました。図書館は駅前のショッピングセンター「ララ」内に2014年6月にオープンし、全体面積の1/3が図書館で、以前からのテナントである食品を中心とした店舗、医院との複合で“文化、医療、食”という日常生活と一体となった地域施設です。

図書館全体がラグビーのボールのような楕円形になっており、南魚沼木材協会の越後杉がふんだんに使われている木の温もりがいっぱいです。開架図書10万冊でその後5年間で20万冊の計画、駅前で日曜日とあってか窓際のカーブに沿った閲覧席は大勢の人で埋め尽くされていました。

デザインコンセプトは“市民にとって身の丈にあった、親しみと誇りの持てる文化交流空間”ということで、大和町・六日町・塩沢町の3町合併時の市民要望で建設され、2014グッドデザイン賞を受賞したユニークな図書館です。駅前の立地を最大限に活かした図書館という枠に収まらない、新たな地域コミュニケーションの場として蘇っていることが伝わってきます。

3枚目の下の写真は公益財団法人日本デザイン振興会HPからお借りしました。

美術館や図書館は地域の文化度を表すともいわれますが、冬の悪天候でもいつも人が集まる六日町駅前の南魚沼市図書館や池田記念美術館、たまたまこの日の午後からは予報外れの好天になりました。そんな太陽が眩しい中で、当市とを重ねながら殺風景な糸魚川駅アルプス口の都市計画までも語り合う女4人の楽しい魚沼の旅でした。


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