すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

伊藤塾の伊藤真さん“憲法は子どもたちへの贈り物”

2016年04月13日 | 本・雑誌・映画

桜(ソメイヨシノ)が散り始め三寒四温を繰り返している中で、市内徳合地区の「枝垂れ桜の里を世界一にする会」から便りが届きました。孫たちの庭の桜の木も新芽が出たと思ったらあっという間の葉桜です。

ところで先日の立憲主義と憲法を守る新潟県民の集い」中でのヘルマン・ゲーリングはヒトラーの後継者に指名されるなど、高い政治的地位を占め全ドイツ軍における最終階級の最高位の国家元帥で、言行録が出るほどたくさんの言葉を残しています。

講演レジュメより『もちろん、人々は戦争を望みません。・・・・・政策を決めるのはその国の指導者です。それに人々を従わせるのはどんな政治体制であろうと、常に簡単なことです。・・・国民にむかって、我々は攻撃されかかっているのだと煽り、平和主義者に対しては、愛国心に欠けているいるし、国を危機に曝していると非難すればよいのです。この方法はどんな国でもうまくいきますよ。」と、伊藤真さんはヘルマン・ゲーリング元帥の言葉を紹介です

こうして考えると今のアベ政権にピッタリで、「ドイツナチスの手口に学べ」の自民党麻生副総裁の発言からも、その歴史認識もさることながら政治家としての資質と勉強不足が伝わってきます。

さらに伊藤真さんは憲法と法律の違いについて、「憲法は法だが法律ではない。憲法は国権力をしばる、法律は国民をしばる」と指摘し、ここでいう国家とは人為的に作られた権力主体としての国で、憲法は文化・歴史・伝統・宗教からは中立であるべきと・・・。

会場で昨年5月に出版された伊藤真著『あなたこそ たからもの』(大月書店 1300円+税)を孫たちへと求めました。帯には「憲法を幼い子どもにも知ってほしいけど、なにから話したらよいのか迷っている方へ。この絵本で、子どもたちに憲法の大切な精神を手渡すことができます。」と・・・。孫に渡す前に何回か読み、これはカン違いをしている大人たちへの必読書ではと思う昨今です。


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