すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

観測史上、例がない九州地方の大地震

2016年04月16日 | 地震・原発

14日夜9時過ぎに九州熊本地方の大地を震撼させた地震・・・、TV画面から被害の大きさに驚くばかりです。一ヶ月前のNHK「ブラタモリ」の番組を思い出し、私も一度訪れたことのある熊本城のあの石垣の一部や天守閣の屋根瓦が崩れ落ちた映像に余震を案じました。

そして16日午前1時過ぎ、深夜の人々を襲った地震は「本震」で、その被害はさらに大きく犠牲者も増え、大自然の爪あとに言葉がありません。今なにができるのかと考えながら昼過ぎに、能生地域の神道山公園のカタクリの花を見に行くことにしました。

カタクリの花は例年よりも早くすでに終わりで、日陰のわずかに残る花を撮りました。山荘の脇の樹齢100年は超えるであろう桜の老木は、幹の根元が裂けて枝が折れ下がっても厳しい冬をまた一つ越し今年もいっぱいの花を咲かせ、これもまた大自然の成せることかと見つめるひと時です。

2時を過ぎ、さらに山あいの「農家キッチンひだまり」に立ち寄り、お蕎麦の定食を注文です。美味しい山菜天ぷらと笹寿司2枚で満たされ、久しぶりにスタッフの皆さんと“おしゃべり”です。駐車場の隅のまだ若い桜の木は満開で、谷の深さを感じながら帰途に着きました。

夜の地震ニュースで熊本・阿蘇・大分へと広がる活断層の脅威が伝わり、建物の崩壊や土砂災害などの大きさに驚くばかりです。また稼働中の九州電力川内原発や玄海原発の「異常なし」が気になり、規制委員会の適合審査「最新の科学・知見を踏まえて策定」などは大自然の猛威の前で崩れてしまうことを考えねばなりません。明日の九州地方の天気予報は大荒れの模様で、せめて太陽が顔を出してと願う終日です。

そして世界各地の子どもたちを支援している国際NGO「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」は、熊本地震で心理的に不安定になっている子どもに対して、周囲の大人が適切なコミュニケーションをとって支援につなげるための「心理的応急処置」を紹介する特設サイトを開設しました。http://www.savechildren.or.jp/lp/kumamotopfa/

「災害時こころの情報支援センター」サイトはhttp://saigaikokoro.ncnp.go.jp/support/index.html


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1 コメント

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Unknown (けんもち)
2016-04-17 05:56:09
いろいろと不安です。世の中の動きとしては、これを好機に政治的利用されないか案じています。 政府首脳陣の安心して陣頭指揮するポーズを伝えることで、東日本大震災の時の民主党政権との違いを意識してるような対応をメディアを通じて行ってますが、真贋を見極められる国民は、果たしてどれだけおられるのでしょうか。まやかされないでいてほしいものです。原発に対する目線が、かえって、これだけの人たちに電力供給するために稼働させねばという意識の誘導にも懸念を示しております。
最後になりました被災された熊本を中心に九州全域の住民のみなさまへお見舞いを申し上げると共に一刻も早く震災の終息を願うばかりです。
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