すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

カビ(A・オリゼ)と気取らないフツーの和食

2013年12月16日 | 食べもの・健康

昨日曜日は朝から強風の寒い一日で、夜のNHK大河ドラマ「八重の桜」は最終回とあって釘付けでした。会津で生まれ戊辰戦争から激動の明治を生き抜いた八重と、昨年6月の新潟市での「にいがた女(ひと)と男(ひと)フェスティバル」の講演会「新島八重の生涯に見る近代日本」の講師、同志社大学社会学部佐伯順子教授のお話しを重ねました。

続いてのNHKスペシャル「和食 千年の味のミステリー」は興味津々でした。世界無形文化遺産に登録された「和食」、その味を決める味噌・醤油・味りんなどの特有の“うまみ”は「アスペルギルス・オリゼ(日本麹カビ/A・オリゼ)」というカビによってもたらされていることを取り上げた国際共同制作の番組です。日本酒の製造もこのA・オリゼによるものですが、日本独特の食文化を育んできたカビ=A・オリゼが繁殖していくミクロの世界の映像化です。日本の食文化の奥深い世界を、サイエンスとヒストリーの両面から見つめた希に見る番組でした。


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今日は能生の「えほん」で少し早いクリスマスパーティーで、雨の中を急ぎましたが棚口辺りは雪が積もっており驚きました。恒例の集いはいつも一品持ち寄りで、食べきれないものはみんなで持ち帰ります。写真は醤油おこわや刺身こんにゃく、胡麻豆腐に伊達巻・ぜんまいの煮付けなど、みんな手づくりのものばかりの気どらないフツーの和食です。一番右は、帰り道に立ち寄ったスーパーで北海道産の筋子があったのでイクラの醤油漬けにしました。こちらも毎年この時期に家で作っているもので、筋子をバラバラにして醤油と味りん・酒に漬け込んでいますが、A・オリゼの世界を重ねる一日の終わりです。


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