今日の新潟日報1面トップは「婚外子相続差別は違憲」です。最高裁では95年の合憲判例の見直しで、当事者にとっては待ち望んでいた明るいニュースです。出生に何の責任もない子どもたちへの差別は許されないことで、民法改正に向けて秋の臨時国会を注視です。
また今朝一番にfacebookのタイムラインで、作家の曽野綾子氏の「障がい者出生と税金の無駄遣い」発言をキャッチし驚いています。曽野氏は週刊現代で現職の野田聖子国会議員が高齢で重い障がいのあるお子さんを出産し、その高額な医療費などを厳しく批判です。
早くも自民党ネットサポーターズの愛国心ブログで、「曽野氏は障害のある子を育てる制度に必要な金は国民が出したんです。にもかかわらず世間に迷惑をかけておきながら感謝の一言もないと嘆いているのだ。まさに正論であろう。」と同調です。
さらに「こういう自分勝手な人間が増えたのも日本国憲法のせいである。自由を謳い、権利を行使しなくてよいという天賦人権論が日本人を堕落させたのである。」と・・・。
障害者問題を取り上げる際に個人名を出す事はないでしょうし、週刊現代では「出産したら会社を辞めなさい」と言うし、子育てをしてから働け等、完全に現代社会の認識不足ではないでしょうか？
障害者で外車の値段くらいの車椅子を公費で手に入れた人も知っていますので、手厚い保護があるとは思いますが、このような発言で傷つくのは地道な生活を送っている大半の人々です。
特殊な例をだしに、真剣に生きて行く人々傷つけて欲しくはないですね。
コメントありがとうございます。
その通りで驚くべき発言ですよね。
知り合いも「曾野さんの発言、仮にもし皇室の方々、特にお世継ぎ問題で揺れる皇太子妃が高齢出産で第２子が障害児だったら、そう言い通せるのでしょうか？」と・・・。