すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

食べものは生きる糧、軽減税率を考える

2015年12月12日 | 食べもの・健康

2017年4月の消費税率10%への引き上げと同時に導入する軽減税率の対象品目について、自民党はつい先日までコメや肉、魚など生鮮食品だけで加工食品を除く意向で、国民の食卓を把握しているのかとその動向を注視してきました。

本日、自民公明両党の幹事長は対象品目を、パンや麺類、菓子類など加工食品も加えた食料品(酒類、外食を除く)とする基本合意で財源規模は1兆円ということです。外食まで拡大すれば必要財源は1・3兆円に膨らむため、その実現は否定的のようです。 メディアはこれを重視して一斉に取り上げていますが、“食べものはいのちのもと、生きる糧”でもあり、食料品や教育費に課税すること事態がどうして問われないのでしょうか。そして既に8%の税金がかけられていることを見落としてはなりません。

先日、ご近所から畑のみかんと金時豆をいただきました。みかんは小ぶりながら甘さと酸味がほどよく、有機栽培ならではの美味しさで大事に食しています。また毎年、北海道産の金時豆もいただき、ありがたいことで感謝です。子どもの頃から食べものを粗末にしてはいけないと言われ、お米一粒一粒を大事にしてきた親の姿を見てきましたが、ゴミ集積場に食べ物が捨てられて焼却処分されることを見るにつけ悲しくなってしまいます。

そんな中、フランスで開催の「COP21」、国連気候変動枠組み条約会議は会期を延長し、テーマごとの小グループに分かれての議論です。第3回京都議定書から18年、地球規模での会議だけに各国の思惑もあり何とか合意の運びですが、会議終盤になっても日本政府の存在感の薄さを感じてしまいます。

写真は先日、会議で新潟へ出かけた時に3個いただいてきた「おこわまん」という銘菓で、饅頭の中におこわと栗が一緒になり、その珍しさもあって撮りました。饅頭とおこわを同時に食べることができ、これを最初に考えた人はきっと忙しい人向けにと作ったのでしょうか。

今日は小雨の中を久しぶりに能生棚口地区の「えほん」まで出かけました。オーナーとの“おしゃべり”がはずみ、できたてのおやきを求めて介護に明け暮れる友人宅へお見舞いにと届けました。その後は市内のあちこちへ立ち寄って薄く暗くなっての帰宅です。明日の予報は曇り、根知地区での学習会へ出かける予定です。


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