すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

CAP子どもへの暴力防止と原発廃炉作業と

2019年03月16日 | 地震・原発

今日は小雨降る中、ビーチホールまがたまで「CAPいといがわワークショップ」の開催です。これまで市内の根知小学校など2校で開催されたことがあり、大人向けのワークは初めてとあって不安が募る日々でした。

新潟市からのスタッフによるワークは、午前午後とも参加者を中学2年生の設定で、先ずは基本的人権の定義から分かりやすく、小グループによる話し合いとともに進めら、「No, Go, Tell」の必要性を学びました。

今年度の新潟県デートDV予防啓発事業とはいえ、当市ではまだ市民権のないCAP活動で、日頃子どもの教育相談などに係わる人たちの姿がなかったものの、思わぬ人たちの参加があって嬉しく受け止めました。

ところで午前の部を終えて昼食はスタッフらの希望で、駅北大火復興の街なかの蕎麦処泉家さんへ総勢10名で移動です。私は美味しいとろろ蕎麦をいただき写真を撮ることも忘れてしまい、また午後の部へと会場へ急ぎました。

予定通り午後4時に終了し後片付けを済ませて、北陸新幹線で妙高高原駅経由で新潟に戻るスタッフ4名を糸魚川駅まで見送りです。その後は上越スタッフFさんと駅近くに昨年12月末にオープンした自家焙煎「樵kikori」で、美味しい雑味のないコーヒーと、イチゴあまおうのモンブランをいただきホッと一息です。お店は夜8時までの営業とあって、今日の反省も踏まえてのおしゃべりで、あっという間に時間が過ぎてゆきました。

夜9時からはNHKスペシャル『廃炉への道2019「核燃料デブリとの闘いが始まった」』を視聴です。福島第一原発事故でメルトダウンした3つの原子炉を廃炉にする、世界でも例のない取り組みを記録するシリーズ「廃炉への道」に釘付けです。

事故から8年、廃炉最大の“壁”である核燃料デブリに初めて直接触れる調査が行われ、東京電力や技術者たちを徹底取材で、その“デブリの正体”に迫っていく廃炉作業を注視です。とてつもない歳月と経費を要する廃炉作業ですが、それでもまだ原子力エネルギーに固執する政府には首を傾げるばかりです。

「子どもを暴力の被害者にも加害者にも傍観者にもしないため」のCAP活動、原発問題もしかりで、他人事と傍観していては推進者に加害していることと同じであることを痛感する一日の終わりです。