すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

“統計国会”と降雪時の原発事故想定の避難

2019年01月30日 | 地震・原発

睦月1月もあっという間に過ぎ去ろうとしている今日は、朝から春のような穏やかなポカポカ陽気です。隣りの2階の窓からの夕陽の黒姫山も小雪で、庭の桜の枝先も少し膨らんできたようで、お日さまの力はスゴイですね。

隔日のブログでこれまで書けなかったことの一つに、沖縄辺野古基地の賛否を問う県民投票について、「どちらでもない」という三択が県議会で決まりました。「どちらでもない」というために投票所へ出かけて行くのであろうかと首を傾げますが、沖縄有権者の3割の意思が無駄にならなかった点は評価すべきで、その背景にはハンガーストライキをしていた若者の存在を忘れてはなりません。

また月曜日から通常国会が開幕し、どうやら“統計国会”になりそうな気配です。このところの厚労省の統計調査については呆れるばかりで、第三者委員会の“いい加減”さといい、お役人もここまで来ると不正をすることが当たり前のようで、かっての“消えた年金問題”の教訓が生かされていないことが残念です。

一昨日、柏崎市の桜井市長は東京電力柏崎刈羽原発の夜間の降雪時の事故を想定し、避難経路を車で走行して道路の状況や危険箇所をチェックです。今回は十日町市への避難経路で、桜井市長は「現状の避難計画の非現実性を確認し、災害対策特別措置法を改正し、除雪費用の措置、除雪支援を国に求める」と表明です。

しかし一度事故が起これば周辺30キロ圏内に限らず、もうそこに住めなくなるようなリスクのある原発を、一時的な避難計画を作って動かそうとしていることが非現実的ではないのかと、昨日のローカルニュースを見ながら感じました。さらに地震時の原発事故の場合には、おそらく避難道路も寸断されることでしょうし、やはり完全な避難計画があっても原発再稼働は認められないと再認識です。

写真は一年前の綿帽子のような桜の木で、ブログでは大雪の大変さを書き込んでいました。水道管の凍結とインフルエンザとガラ空きの送電線と

そして今日は、茨城県東海村の核燃料サイクル工学研究所で放射性物質漏れというニュースに驚き、身も心も凍えるような夜になってきました。