気が重いよ…伊那篇

落ちるところまで落ちた男の日記

伊藤君

2012-04-03 21:21:02 | 日記
高校3年生の秋に、長野市の山王会館で「国家公務員・郵政A」の試験を一緒に受けた伊藤君。
もう30年前の話です。
伊藤君は無口で、往復の電車の中でも殆ど、話はしませんでした。
まぁ、私がE組、伊藤君がG組だったので、顔見知りでなかったのも事実です。

2人とも試験に受かって、私は東京の三鷹、伊藤君は同じく東京の日野の特定郵便局に採用されました。
昭和58年4月1日に、東京郵政局の講堂でお目に掛かったのが最後です。
以来、約25年間まったく交信は行いませんでした。
ただ、同じ東京管内で働いていたので、伊藤君と同じ寮の友達などから情報は入っていました。
伊藤君は、数年後に長野県に転勤して行きました。
私は、東京に家を建て、主任・総務主任・局長代理・局長と進んだのでありました。

6年前に私は、離婚や父親の病気やその他諸々を機に、郵便局を辞めて伊那に戻りました。
すぐに、近所の特定郵便局長と仲良くなり、伊藤君情報を聞き出しました。
伊藤君は、伊那市高遠町の長藤郵便局で、課長に出世していました。
なんと、25年振りの再会となりました。

それからは、持ちつ持たれつ?(何だそれは…)の関係に。
その伊藤君が、この4月1日から、伊那郵便局勤務になりました。
伊那局というのは、私の家から徒歩3分ほどの所にある、昔で言う普通局です。
30年前に一緒に郵政の試験を受けた同期生が、お互い東京で切磋琢磨して、そして今、目と鼻の先で働き始めたのです。

今日、初めて伊那局で会いました。
そして、私の家で1台分空いている車庫を貸すことになりました。
『縁』ですねー。
もうどうしようも無い腐れ縁です。

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