気が重いよ…伊那篇

落ちるところまで落ちた男の日記

六平直政

2010-07-24 21:17:38 | 日記
ハンマーセッション!というTBSのドラマに六平直政さんが出演していました。
普段夜のドラマなんて、めったに見ないのに、六平さんをチラッ見掛けただけで、結局終わりまで見てしまいました。
東京での郵便局時代、一番お世話になったお客さんが六平直政さんのお母さんでした。
武蔵野市の特定郵便局にトータル12年いましたが、六平さんのお母さんは、毎日のように来局されては、私たち職員と話をしていました。
まだ、直政さんが状況劇場にいる頃で、実家を出て、貧乏されていた時代です。
でも、直政さんも武蔵野市内のアパートにいたので、ちょくちょく局に顔を出しては「局長、軽トラ貸して!」とか言ってましたね。
その内に、セブンイレブンやヤマザキのCMに出るようになって、チョイ役で刑事とか犯人の役をやるようになって…。
それも全部、お母さんが郵便局に知らせに来ていたのです。
その郵便局を6年間出て、再び戻ったとき、お母さんは、待ってましたとばかりに私にいろいろ預貯金の相談をしてくれました。
既に、ご主人と直政さんの弟さんも亡くなっていて、自分も死期が近いことを私にだけ教えてくれました。
そして、息子の直政さんも私を信頼してくれて、もう有名になっていましたが、郵便局まで私を訪ねて来てくれました。
私が特定郵便局長試験に合格した直後に、お母さんを小金井市のホスピスに見舞ったのが、六平親子とお会いした最後になってしまいました。
あれから9年、六平直政さんをテレビで拝見するたびに、元気だった頃のお母さん、お父さん、弟さん、そして若かかりし頃の直政さんを思い出します。
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2 コメント

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六平さん (謙タッキー)
2010-07-25 22:34:37
六平さんとお母さんとのお話、興味深く読ませてもらいました。
スズケンさんとそんなお付き合いがあったなんて驚きましたよ。
これからは私もテレビで六平さんを見たら、スズケンさんのお話を思い出しそうです。
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私も驚いています (suzuken204)
2010-07-26 11:16:45
六平さんが、こんなに有名になるとは私も驚いています。
やっぱり、個性派俳優は強いですよね。
伊丹十三監督作品では、欠かせない役柄でした。
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