気が重いよ…伊那篇

落ちるところまで落ちた男の日記

御嶽海6勝9敗で終わる

2019-11-24 19:19:57 | 鶴竜・御嶽海&大相撲
残念ですね~。
御嶽海、意地を見せて阿炎に勝つと思ったのですが、最後の詰めが甘かった!
以前は、こういう土俵際の逆転劇は御嶽海が良く見せていました。
特に千秋楽ね。
しかし、今の御嶽海は体重が重くなり過ぎ、そういう身軽さが無くなってしまいました。
仮に、同体で取り直したとしても、息が上がってしまい、勝負にならなかったかも知れません。
太り過ぎも、息がすぐ上がってしまうのも、稽古を数多くしないせいです。



先場所の優勝力士がこうも豹変してしまうとは---。
北の富士さんも言っていましたが、周囲の人たちが甘く育て過ぎてしまったようです。
もしかしたら、もう手遅れかも知れません。
今の出羽海部屋には、御嶽海以上の実績を残した親方衆が1人もいないので、今では厳しいことも言えないのだと思います。
優勝2回、三賞受賞8回、三役連続在位17場所、三役通算在位18場所ですからね。
もし、昔の出羽海部屋(師匠・佐田の山迄)だったら、御嶽海の成長の仕方も変わっていたかも知れないですね。



九州場所、右瞼を負傷し6針縫ったことも影響したでしょう。
御嶽海は、過去5回の九州場所で3回も負け越しを経験しています。
9月の秋場所が5回中5回の勝ち越し、しかも優勝1回ですから、いかに九州場所が相性悪いか分かります。
私が思うに、御嶽海は元来 お祭り男なのです。
フィリピンの血が半分入っているので、陽気で沢山の応援を貰うと余計燃えるのです。
そのことは、本日ネット配信された「スポルティーバ」最新号にも載っています。
両国・名古屋・大阪には大応援団が連日繰り出します。
しかし、九州だけは、アナウンスで「御嶽海」と放送されても拍手はまばらです。
ご両親が応援に行ったとも聞かないし---。
さすがに福岡は遠くて、大応援団の遠征は無理。
だから、九州は燃えない---と思わざるを得ません。



とにかく、新しい年の初場所は平幕からの再出発です。
対戦相手は、関脇のときと変わりませんが、序盤戦から横綱・大関と当たります。
3年前を思い出して、がむしゃらに頑張って欲しいものです。
もう自分より年下の有望力士がどんどん上がって来ています。
12月で御嶽海も27歳ですから、ぼやぼやしてはいられません。

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