山岸酒店の専務と私は同級生です。
先日お邪魔した際に、前回の「かっぱの酒・岸乃松」の記事をタブレット端末でお見せしました。
えらく感嘆してくれて、それなら---と貴重なものを頂戴しました。
昭和30年代製と思われるマッチ箱3個です。
3個とも、清水崑先生のかっぱ絵が描かれています。
長野県箕輪町の一酒造会社が、かっぱ絵の第一人者清水崑先生のキャラクターを使っていたとは驚くばかりです。
いろいろ調べてみると、どうも全国区の「黄桜」よりも先に採用していたようです。
黄桜のかっぱキャラクターは、昭和30年(1955年)から使い始めているんですって。
さて、山岸酒店ですが、私の記憶では、伊那市も伊那市、坂下の宮本町に工場があったという記憶があるのです。
(私が生まれ育った町です)
坂下神社のお隣、常円寺のお向かいにあたる所です。
作っていた酒も「岸乃松」。
ここに大正初期の地図(宮本町内図)があるのですが、確かに「山岸酒造」がありますね~。
箕輪町の山岸さんと一族は間違いないようですが、それ以上の関係は専務に聞いても古過ぎて分かりませんでした。
このマッチ箱、大事に保管いたします。