悲しいね

将来有望だと思っていた２０代前半の女性営業社員が明日で辞めていきます。
２０代で保険の営業なんて出来っこない…と私は思っていましたが、養成期間を卒業して見事に上級社員になった矢先のことです。
養成期間を卒業するだけでも、私は凄いことだと思います。
この会社に入って４年半、３０人以上の退職者を見送っていますが、養成期間にくじける人多数。
そう、生命保険の営業っていうのは、辛く厳しく難しい仕事なのです。
そんな中、２０代でノルマをクリアして来たというのは、大変なことです。
それなのに、ちょっと、健康状態・人間関係等で歯車が狂っちゃいましたね。
先月までの３ヵ月、彼女を見るのが痛々しかったです。
もちろん、健康も優れないため、欠席しがちでしたしね。
製造業とか売り子さんだったら、元気になったら復帰出来るのでしょうが、保険の仕事っていうのは３ヵ月毎に査定があります。
上級社員になった直後の３ヵ月査定で引っかかっちゃったんですよ。
うーん、残念。
同じチームなので、彼女が受け持つ事業所の引き継ぎに今同行していますが、どの事業所でも本当に心から惜しむ声。
２０代前半の女性が、ここまで社長や社長の奥さんに可愛がられていたとは…。
驚愕でした…。
完全に顧客の懐に入っています。
私も６００名のリードを持っていますが、そこまでの顧客って１０名いないでしょうね。
私が知る辞めていった３０数名の営業社員の中で、一番惜しい女性社員の退職です。