福田内閣はついに「他人事内閣」と評せられるようになり、何が起こっても、官邸の記者会見で「どうなっちゃんでしょうね?」なんて他人事のコメントをだしていたが、最近は額に汗をにじませたり、泣いたり怒ったりで情緒不安定内閣に変貌したのではないか?安倍政権の末期と似てきた感じがする。おそらく次から次へと襲ってくる重大事件や不祥事のヒアリングだけで手一杯になり、自分の論理や論理展開をまとめる時間がなくなってきているのではと思う。実際、総理大臣はもとより、普通の大臣でも、学者時代にちょっと話しに行っても、本人がどんなに懐かしそうにまた専門的なコメントを聞こうとする意思があっても、3分もたつとすぐ秘書官がドアを勝手にあけてきて、大臣、終わりの時間ですと邪魔してきたのを思い出す。こっちは、せっかく説明にきたのに馬鹿にしていると思うが、部屋からでると次のそのまた次の説明官僚が列を作っていて、「あ、これじゃだめだな」となっとくした。
まあ福田政権もそういう物理的な壁にぶつかっているのかもしれない。
一ドル99円、大変な時代に当事者能力を欠いた政権は国民に害をなすものだ。
まあ福田政権もそういう物理的な壁にぶつかっているのかもしれない。
一ドル99円、大変な時代に当事者能力を欠いた政権は国民に害をなすものだ。
日本人みたいな非政治的な国民性に間接民主主義は合わないと思われますが?
かのマックス・ウェバーも「腐った議会より直接民主主義のほうが良い」と死ぬ少し前に言っています。
それに日本の政治家が手本にしてる北欧では二院制の国はひとつもありませんから二院制が民主的というのは幻想に過ぎないと思います。
衆議院落選議員のセーフティーネット化している参議院に存在価値などあるのでしょうか?どうみても政治が停滞する元凶に過ぎないように思いますが?
問題はやはり、二大政党制ではなく、政治システムのラジカルな改革だと思います。世襲議員を制限しようとすると、職業選択の自由を定めた憲法に違反する...なんてしたり顔に自民党有力者は主張してますが、政治家となるすなわち国民の代表の資質とその選び方に関しても思い切った改革をする時期に来ています。日本の政治学は所詮、政局論議だけですが、欧米ではラジカル民主主義など、民主主義システムそのものを再構築しようという努力が盛んです。実は小生もこの分野の研究をすすめていて、議会でも同志をつのって勉強会をしていたのですが、落選で雲散霧消してしまい、また一から出直しです。請うご期待!