すとう信彦 & his band

社会起業家(チェンジメーカー)首藤信彦の日常活動とその仲間たち

大異をすてて少同につく???

2012-11-18 21:17:22 | Weblog
これはもちろん「小異をすてて大同につく」のパロディだ。しかし、日本維新と太陽党の合同を見ると、消費税にせよ、原発にせよ、TPPにせよ、国の在り方にせよ、基本的な政策が一致しないのに、なにやら「合体」にこぎつけるそうで、まさに人気崩壊の蜃気楼政党と寄せ集め政党との野合としか言いようがない。しかも、先行して合体したはずの減税日本を冷たく切り捨てての新党は、何やら「弱者切り捨て」や「排除の論理」を今後に予想させて鳥肌が立つ思いだ。しかし、民主党も党方針に反する者は公認しないとか、念書を入れろとか、執行部にいやな雰囲気が蔓延している感じ。鳩山元総理を公認しないなんてのは、おかしいんじゃないか?確かに、今にも離党しそうな発言を繰り返した鳩山さんの言動にも問題があるが、そもそも、民主党はあるていど揺らぎのある、リベラルな空気の政党だったはずだし、鳩山さんは総理時代に問題があったとしても、なんと言っても結党時に最大の貢献をしてくれた恩人のはずだ。やはり創設者の苦労は高く評価し、敬意を払うべきだと思う。
いまのいまになって民主党を離脱していく議員も何かでたらめだ。自分を支えてくれた総支部をすてて東京比例選挙区を選択なんて、草の根民主主義の正反対の行動だよな。まあ、これが今の日本の民主主義政治の実態なのかもしれない...
最後に一句。
「裏を見せ表を見せて散る紅葉」良寛さんだったかなあ、すばらしい句だが、あまりに冷徹な人間観察だ。

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1 コメント

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no philosophy (noga)
2012-11-19 02:59:25
消去法の達人たちは、’ああでもなければ、こうでもない’ と力説する。
無哲学・能天気であるから、自分は ‘どうであるか’ を述べることはできない。
過不足のない筋の通った世界観がない。空想になる。
哲学的な団結ができない仲良しクラブだから、日和見である。
つかみどころがない人物が多く、離合集散が激しい。

日本語には時制がないから、現実と非現実の区別ができない。だから、有意義な議論というものができない。
理想を述べると「そんなことを言ってもだめだぞ。現実は、そうなっていない」と返される。
それで、自己の理想に向かって生涯努力する態度が保てない。
未来時制の文章が書けないのでは、脳裏に筋の通った未来社会を構築することも困難である。
代議士といえども、議論のための代理人となることは難しい。



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