すとう信彦 & his band

社会起業家(チェンジメーカー)首藤信彦の日常活動とその仲間たち

観艦式と秋の空

2012-10-16 12:49:33 | Weblog
先週末から一挙に寒くなって、「秋だなあ」と実感する毎日。週末には久しぶりに川和の農園に出かけた。実は今年度最初の農作業参加だが、今年最初の土曜休みかも知れない。久しぶりに参加したら、この時期の特徴的な秋ナスのラックもなく、すべて冬野菜の地植えにかわっている。「台風でみんなやられたのよ」という説明が空しく響く。途中経過が分からないので、とりあえず隣百姓で、いちいち隣の人に「次は何やりますか」と聞くありさま。雑草取りでもするかと思って身をかがめたら膝がボキボキ。腿の筋も張るし、体力はないわでなさけないかぎりだ。土日で体力を回復しなければならないのに、9か月の連続国会ですっかり体がなまっていることを自覚した。いやはや...
日曜に、観艦式。曇りの天気予報だったが、秋の空はわからない。実際は冷雨がふり、毛布にくるまっての観察となった。荒天で戦闘も飛行訓練中止になった。途中乗艦した野田総理は渾身の訓示。スピーカーで館内にもその高揚感が伝わって来た。しかし、意気込みはともかく旧海軍五省はどうかね?

悪天候だったが、しかし、九七大艇そして川西大艇という大型飛行艇を生みだした日本が誇る伝統と技術の粋をあつめたUS2飛行艇の着水と離水を目前でみることができた。本当に感激したな。3mの波高まで離着水が可能とは聞いていたが、現実の海面を着水したUS-2がDDHくらまと同じ12ノットで荒れた海面を巡航し(写真)エンジンをふかしたと思った瞬間に機首をあげてふわっと離水するシーンはエンジン音とともにまだ脳裏に鮮明に残っている。戦前は飛行艇を使って、羽田から小笠原経由で東チモールのディリまで直行航空路も開設されていたのだ。確かに民転が難しいとか、メンテが大変だとか、単価が高いなど...のハンディはあると思うが、ぜひ孤立している太平洋島嶼地域の横の連絡にも生かしてほしいものだ。ダム湖にも降りられるし、陸封国やアフリカなどにもその市場は広がると思う。

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