すとう信彦 & his band

社会起業家(チェンジメーカー)首藤信彦の日常活動とその仲間たち

コブシの花咲く

2011-03-24 17:44:51 | Weblog
今日24日に神奈川知事選挙が始まった。マスコミ出身で顔見知りでもあるKさんが出馬。選対事務所に顔を出したら別な見知った顔があって、高速道路無料化論のYさんだ。陣営のコンサルタント的な役割らしい。しかし、ひさしぶりに会ったら、新進気鋭のブレインがすっかりオッサンになっていて、髪も白いものがめだつ。最近、時間の歩みが加速しているんじゃないかと思う。きっと小生も同じで、おそらく向こうもそう思ったにちがいないが...
311の津波以来、福島原発のことが重く重く心にのしかかって、一日中原発の静止映像を眺めている。胃も痛み、夜もふと目が覚めたりしたが、ようやく原発の事故対応も一応は状況を管理下に置いていると納得できるような感じがする。むろん、これからも綱渡りの期間が長く続くと思うが、2年後の完全停止まである程度の終息プロセスが見えるようになってきた。
横浜の街をあるき、ふと頭をあげると、コブシが満開だった。コブシは実がこどもの拳に似ているからその名があるという。花言葉は「友情」だ。知日派のマンスフィールド大使が離日するときに、日本人の友人が彼にこの花樹を贈ったのを思い出した。コブシはすきだなあ、春の始まりを実感することができる。桜よりもずっと好きだ。元町のフランス山のコブシの下で、ベンチに背をもたせながら、花がくるくる回りながら落ちていくのをずっと眺めていて、もう大学はやめようと思った...そんなことも思い出した。

                         花がさき
                           あとで芽をふく
                               コブシかな   のぶ

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