USTRのHPがシャットダウン！？それで年内妥結はないだろフロマン君！

市場アクセス、知的財産権、環境、ISDSなどで参加国間の合意がますます遠のいているような状況の中で、オバマ大統領との二国間×？の直接会談で政治的妥協のショーを立ち上げるはずのバリ会議で、オバマ大統領が本国の財政危機で欠席。まるで主役の来ないディナーショーみたいなもので、TPP会議がただのディナーになってしまった！それでも用意された首脳声明を出さないとそれこそTPPがサドンデスになるので、一応、「年内妥結を目標に、交渉官は困難な課題の解決に取り組むべき．．．」というような何を言っているのか意味不明の文書が公表された。あまりにも意味不明なので、英語の原文を見ようとしたら、ななんと！USTRのホームページが、政府のシャットダウンで、USTRのホームページも更新せず．．．とのこと＜＜http://www.ustr.gov/＞＞。
それはちょっとお粗末すぎませんか？フロマンや職員有志がポケットマネー出して更新せよとは言わないが、これまでそれなりに合意を目指して汗をかいてきた各国にも失礼じゃないか？TPPの内容はもうめちゃくちゃになってきたが、それを強権で推し進めるアメリカ政府がこのテイタラクとは？超大国アメリカも、あまりに身勝手な、リーダーとしての矜持を欠いた国になりましたね。