会津八一&団塊のつぶやき

会津八一の歌の解説と団塊のつぶやき!

会津八一 1525

2017-09-01 19:02:40 | Weblog
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放浪唫草・第33首(会津八一) 2014・3・30(日)

 耶馬渓(やまけい)にて (第6首)   解説

  あさましく おい ゆく やま の いはかど を
           つつみ も あへず このは ちる なり

  (あさましく老いゆく山の岩角を包みもあへず木葉散るなり)

 老いたる人に似た岩、落ち葉がその岩を隠せないと言う。八一の視点と表現の素晴らしさを想う。