会津八一に関するブログ 454
放浪唫草・第46首(会津八一) 2014・5・30(金)
木葉(このは)村にて(第4首) 解説
こころ なき おい が いろどる はにざる の
まなこ いかりて よ の ひと を みる
(心なき老が彩る埴猿の眼怒りて世の人を見る)
「こころなき」は“無心なる。素朴なる。”自註鹿鳴集。情趣を解さない、無風流である、よりこの言葉を使ったと思われる。“こころなき身にもあはれは知られけり鴫(しぎ)立つ沢の秋の夕暮れ”(西行法師)
放浪唫草・第46首(会津八一) 2014・5・30(金)
木葉(このは)村にて(第4首) 解説
こころ なき おい が いろどる はにざる の
まなこ いかりて よ の ひと を みる
(心なき老が彩る埴猿の眼怒りて世の人を見る)
「こころなき」は“無心なる。素朴なる。”自註鹿鳴集。情趣を解さない、無風流である、よりこの言葉を使ったと思われる。“こころなき身にもあはれは知られけり鴫(しぎ)立つ沢の秋の夕暮れ”(西行法師)