半農・半Xの生活

思いついたことを思いついた時に綴ります。

座して壊れるを眺めるだけか

2013年05月31日 09時12分22秒 | 日記
相変わらず、浮き世では株価の高下に一喜一憂しているようである。
株価が上がったから、円が安くなったからと言って、真っ当に生きて
いる者にとっては何も変わることもない。ただ、一日を家族と共に、
お天道様や自然の恵みに感謝しつつ生きるだけである。


金は無いよりあった方が良いに決まっている。しかし、この世界に蔓延
している市場原理主義が基本にあるカネの為なら何をしても良いという
およそ餓鬼のごとき人間達を見ていると反吐が出る。

大義があると言っては戦争を仕掛け、全てを破壊し尽くし、占領支配し、
資源を略奪し、自国の企業を復興ビジネスにありつかせるやり方は、中
世から続く常套手段である。これにより、非占領国の国民は、地獄の生活
をおくることになる。
カネの為なら、相手国の歴史、文化、風土など一切関係なく破壊しつくす。
これは、TPPに似ている。企業の代わりに経済戦争の先鞭をつけ、レー
ルを敷く役目を国が果たしているのだ。

この国も、民主党の稚拙な政治で自滅した結果、09年の惨敗選挙と同程
度の得票数でも2/3の勢力を棚ぼたで獲得してしまった。
挙げ句、極右の政権が誕生してしまった。
補完勢力である維新、みんななどの市場原理主義が根底にある政党が力を
付けてしまったことは、残念である。

マスメデイアは、完全に権力のプロパガンダの役割に徹しており、対米隷属
政党の広報機関で生きることに活路を見いだしたようである。軽減税率があ
るものだから、忖度の効いた良い仕事をしている。だから、今の自民党は殺
人でもしないかぎりスキャンダルは一切、報道されないという厚遇ぶりである。

小泉改革で国が滅茶苦茶になったころ、国家の品格という書籍がベストセラ
ーになったが、まさに、国政も、地方政治も下品な輩がトップとなって舵取
りをしているわけだが、これも在日韓国人らに対するヘイトスピーチにみら
れるように下品な国民には相応しい指導者だと得心するしかないのか。

ところで、最期の頼みの小沢氏は、この夏の選挙の敗北は計算済みで次の衆院
選に向けて動いているらしい。なにしろ、既得権益者の司法官僚とマスメデイ
アは結託して、彼の人格破壊を徹底的にしたので、彼が再び世間から認知され
る日が来るのか、些か不安ではある。

とにかく、このままでは、座してこの国の崩壊を眺めているしかない状況である。