半農・半Xの生活

思いついたことを思いついた時に綴ります。

分館長の役目終了

2013年02月11日 14時56分23秒 | 日記
この週末のボウリング大会をもって、区の公民館長の役目が、無事終了した。
とにかく、行事の多い区で年間に7つぐらいあり、その都度の人集めから始まる取りしきるで大変だったけれど、役員のおかげで、無事大役を終えられる事ができる。

とかく、公民館の取り分け、館長は敬遠され、皆、巧妙に逃げ回る。
それでも、普段言葉も交わした事が無い区民と知り合え、一つの事をやり遂げ、反省会で酌み交わす酒はことの他旨い。

とにかくも無事終えられたことに、全ての関係者に感謝。


蝋梅の 薫りも凍みる 寒さかな(粗茶)

メデイアの劣化?

2013年02月09日 07時29分08秒 | 日記
メデイアの劣化が言われて久しい。
メデイアは劣化するものだろうか。劣化と言うには、優れていた頃
があったと言うことだろう。
それが何時のことか聞いたことはない。
子どもの頃、ペンは剣より強しなどと学び、事実そういうものだと
信じて来た自分に腹立たしいし、今は、知れば知るほど、垂れ流す
報道に金科玉条の如く鵜呑みにしていた頃の自分に恥じるだけだ。

あまりにもご都合主義なメデイアに腸が煮えくり返る程の怒りを覚
えた時期もあったが今は、そんなものだろうと冷静に観ることがで
きる。

権力に迎合し、商業主義で喰うために輪転機を回しているような企業
の情報など端から信じてはいけないのだ。

古くは先の大戦への翼賛、ロッキード、リクルート、宗男事件や最近
では陸山会事件などの国策捜査への恐ろしい程の協力どころか、主導
的立場の御用報道企業。

真実を伝えても金にはならないから、人格破壊のためのヒートアップ
したスキャンダラスな報道。そのことによって、無念の思いでこの世
を去った人や今も犯罪者への汚名を着ている者も数多くいることだろう。

メデイアリテラシーと謂うがこれは、大袈裟ではなく報道の真逆を真実
と捉えよということだろう。

自民党が復権した途端に権力への擦り寄りが酷く、頼まれてもいない
ようなヨイショ記事の何と多いことか。

憲法改悪で、基本的人権の見直しなどの憲法9条以上に国民のとって大事
なことを見直そうと平然と言う、この政権の怪しげで、危うげな実態を
伝えて行かなければならないのに、連日見事なサポートぶりには、空いた
口が塞がらない。



恵方巻き 頬張りつつも 逃げる鬼(粗茶)

女子柔道暴力問題に想う

2013年02月06日 09時15分02秒 | 日記
時が経つにつれて益々、日本柔道連盟の悪しき伝統による問題が顕在化してきた。
小生も中学、高校と柔道を少しかじったので、柔道とはどんなものかは、少しは
知っているつもりだ。中学時代は、お山の大将でやっていたが高校に入った途端
に地獄の“しごき”が、待っていた。今から考えるとそれは先ずは基礎体力をつけ
るためのものだったと理解出来る面もあるが、先輩の中には、面白半分で“しごく”
者もいれば、実に面倒見が良く指導的な振る舞いの好感が持てる先輩もいた。極め
つけは番長が在籍していて、強面だけれど面倒見が良く、助けてもらった覚えがある。
この時は人は見かけによらないものだと学習した。

今回の問題は、柔道に限らずどの集団にも言えることだろうけれど、年功序列が基本に
あると言うこと。そして、それは、全て生身の人間で構成され、当然のことながら、
それぞれが違った環境で育って来ている。日本の伝統のある組織は、この年功序列に厳
しく、一年違えば天と地の違いがあり、そこには目上の者に逆らうことなどできない
絶対服従の仕来りがある。
大相撲や大学の運動部などは、特に顕著で、そこには、しごき、暴言、恫喝など体の良い
“指導”がある。そしてそれらの指導に耐え抜き年長となった者だけに特権が与えられる
と言う厳しい忍耐の世界がある。

今回の女子柔道の問題も絶対的な監督、コーチがいて、その立場を利用して体罰、暴言、
恫喝などによって彼女らの人格など無きものとして蹂躙したのだろう。強くするため、
金メダルのため、引いては日本のためという大義名分を持って。
そこには、柔道の「精神善用」「自他共栄」の基本理念が欠けてしまっている。
指導されている者の成長が自分の思い通りならななかったり指導した通りに出来なかった
からと言って、自分の歯がゆさをその者に当たり散らすような精神的に未熟な者が指導者
などになってはいけない。

柔道は心技体が充実していなければ競技に集中できる訳もないし、ましてや、精神的に
不安定な状態で強者に挑むなどと言うのは、何をかいわんやである。
脅されてやる練習で上達など望めないし、早くその場を去りたい一心でやっているような
ものだろう。

とにかく、五輪招致に影響があるなどと、目先のことに囚われずに、彼女たちの必死な
心からの訴えに応えられるかに日本のスポーツ組織の問題解決能力が問われている。
決して、トカゲの尻尾切りで終わらせてはならない。



ゆっくりと ゆっくりと来る 春を待つ(粗茶)



春0番

2013年02月02日 06時33分35秒 | 日記
相当に気温が高かったのだろう、昨夜は、屋根から落ちる雪が
すごい音を立てていた。
それにしても落ちる雪がまだ屋根に残っていたとは驚きだ。
半月も前に降った大雪が残っていたとは。確かにこのところの
寒さでは雪も解けるどころではなかったのかも知れない。

昨年末のデタラメ解散から怪しげな選挙を経て政権に復帰した
自民党の復古政治が動きだした。
官僚による目くらまし大盤振舞予算も閣議決定され、これから
丁丁発止の国会論戦が始まるのだろうけれど、行き着く先は見え
ているので興味はない。誰か問責に繋がるようなチョンボ大臣で
も出てこなければ、盛り上がりに欠け、セレモニーで終わるだろ
うし、何れにしても官僚が書いたストーリー通りに政治は回って
行くのだろう。
誰か匕首をもって命懸けで論戦を挑むような迫力のある者が登場
しないことには興味は薄れる。

マスメディアも、あれ程、民主党のやること為すことにケチを付
けていたのに、すっかり応援団を決め込んでいる。あの予算をバラ
マキと言わないところを見ても何とも心強い会社善き理解者を自民
党は得たものだ。

円安が国民の暮らしを良くするかのような一辺倒の報道に安倍政権
の支持率も高い。
マスメディアは、円安によって国民生活が本当に良くなると言うこと
をしっかりと説明しなけれなならない責任を有している。
既に、円安で灯油代、ガソリン代もリーマンショック以来の高値に
なってきて暮らしは厳しい方向に動き始めているのにだ。

五輪招致問題も前回160億円もの巨費を投じて招致合戦に敗れたが
性懲りも無く、まるで何処ぞの投げ出し首相のように再チャレンジ
するんだ
そうだ。まあ、首相自ら所信表明演説で誰もが何度でも挑戦できる
国づくり目指しているらしいので、これに倣ったということか。
ところで、前回使った招致合戦費用の使途は明確になっているのだ
ろうか。
まあ、都政を私物化するような立派な知事を選ぶような都民なので
心優しくて懐が広く肝っ玉が座っているのだろう。

大津のいじめ問題も調査結果が出てきて、一定の結論が出そうだが、
普遍的で抜本的な対策はこの先、出て来ないだろう。それができたら、
この世の中の紛争、戦争は起きないだろう。答えは、個々人の胸の中
にあるのだから、いくら文科省が作文して指導要領などを創ってみた
ところで、金の無駄使いというものだ。

それにしても、大阪の高校生の体罰による自死問題から端を発した
体罰による様々な問題がクローズアップされて来たが。膿を出し切る
ことは良いことだろうけど、マスメディアが、便乗して大騒ぎをして
飯の種にしようとしていて胸糞が悪い。


さてさて、愚痴ってないでこの暖かさで畑の雪も解けたろうから今日
はほうれん草でも採りに行ってみるか。



どかどかと 地べたを叩く 落つる雪(粗茶)