半農・半Xの生活

思いついたことを思いついた時に綴ります。

夏休み

2015年07月15日 07時52分16秒 | 日記
梅雨明けと思しき好天が続く先週末から月曜日にかけて
念願の山形庄内旅行をした。
以前から、庄内旅行は、計画倒れになっていたが、今回、
娘が酒田にいる友人に会いに行くと言う話が持ち上がっ
たのが4月頃、日程や仕事のやりくり、天気等を勘案して
時期をこの時期に計画した。
快晴の土曜日の朝6時に自宅を車で出発、経験上、疲労、
燃費ともに望ましい速度は、時速100km以下である
ので、のんびりと上信越道、北陸道、日本海東北自動車
道、国道7号、山形自動車道を北上すること、6時間40分、
遂に酒田に到着した。
途中、天気も良く、我が愛車(別名:光進丸(笑))も久しぶ
りの遠出にもご機嫌麗しく、快適なクルージングを楽し
めた。
            
 
着いてから早速、美味しい昼食を頂いた後、娘達一行と
別れ、以前から訪れたかった土門拳記念館に向かった。
館内では、古寺巡礼の迫力に圧倒され、企画展の風貌
―昭和の文士―を一作品ごとに、土門拳が記した撮影時
のエピソードを読み時間をかけて味わった。有名な作家
の人間味が写真と土門が書くエピソードに表れていて面
白かった。
その後、本間美術館に向かった、閉館30分前というこ
とで、入館をやんわりと断られたので、仕方なく宿に向
かい旅の荷を解いた。
          

お楽しみの夕食は、娘の友人が予約しておいてくれた地
元で有名な割烹の“富重”でとった。
次から次へと出される料理と地酒を堪能して宿に戻った。
少し飲み足らない感があったので、近くのコンビニでビー
ルを買い求めベッドに座り一口口にしたところで眠って
しまい、気がついたら明け方近くになっていた。やはり
疲れたのだ。疲労は、距離に比例するのだ。

翌日は、酒田港にある海鮮市場が7時から営業をしている
ということで、向かうも20分前で早くも10人ほどが列
をなしていた。650円也のづけ丼を注文、朝から海の幸を
堪能した。
食事の後は、日曜の朝の国道7号を秋田方面に向かってド
ライブをし、小生の地元には無い庄内平野の風景を楽しん
だ。
          

その後は、二日目の目玉である、藤沢周平記念館がある鶴
岡市の散策を楽しんだ。この日も焼けつくような暑さにな
ったが、これだよ!この暑さだよ!夏休みは!ということ
で、大宝館、藤沢周平記念館、庄内藩校致道館、鶴岡カト
リック教会天主堂、風間家旧宅丙申堂を徒歩で巡り鶴岡の
昔に思いを馳せた。やはり、鶴岡は偉人の町なのだ。西郷
南州翁とも縁の深い町とは知らなかった。
その後は、気分を変えて物産館に足を伸ばし、土産物を物
色した。旬の岩牡ガキがうまそうなので、買い求め濃厚な
海のミルクを味わった。

           

   

さすがに炎天下を歩き回ったので、温泉で疲れを癒そうと
温海温泉へ足を伸ばしたのだが、海水浴客で、駐車場が満
車なので、少し山側に走って、“いこいの村庄内”と言う
温泉宿泊施設で日帰り入浴400円ということなので入る
ことにした。さすがにこの暑さで温泉は敬遠されるのか、
空いていて、広々とした浴槽に浸かり、疲れを癒した。

身も心もきれいになった後は、お約束の冷たいもので、身
体を労ろうということで、酒田駅前のホテルにチェックイ
ン後、吉田類の酒場放浪記よろしく、腕を後ろに組みつつ、
ホテルの周りを散策していたら、5時開店5分前の居酒屋を
見つけ、待つことしばし、開店と同時に、席に案内しても
らい、とりあえず生中から始まり、おきまりの地酒コース
に移り1時間ほどで切り上げ、ホテルに戻り、昨夜買い置き
してあった、ビールを飲みつつ、ぼんやりし窓の外を見ると
きれいな夕日が見え、何とも言えない幸せな豊かな気持ち
になった。旅の醍醐味に浸り眠りについた。

最終日は、ゆっくり、9時半頃に酒田を発ち、途中、海産物な
どを買い求めたり、以前に行った事がある村上の“喜っ川”
に寄って鮭の加工品を買い求め、近くで、昼飯を食べ、ゆっ
くり帰って来た。
夕方6時前、無事、我が家に着いた。三日間の走行距離は97
0kmとなった。行ってみて庄内は意外と近く、運転も苦痛で
も無くて、久しぶりに心底楽しい旅を楽しんだ。庄内地方のほ
んのさわりだけだったので、いつの日か再び、時季を変えて訪
れてみたいものだ。



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