半農・半Xの生活

思いついたことを思いついた時に綴ります。

何故だか息苦しくないか

2013年12月08日 07時05分11秒 | 日記
このところ、胸の奥に暗く重い帳が掛かっていたのだが、
一昨日から益々その症状が重苦しく酷くなっている。

悪魔の申し子の極右政治家、安倍晋三の横暴は極め、大多
数の国民の反対の声を嘲笑いながら、“新治安維持法”を
成立させてしまった。

僅か、国民の18%の支持しか得られていない自民党が、巨大
与党という打出の小槌を手に入れてから、まさにやりたい放
題である。加えて本来、権力を監視するはずのNHKを始めとし
たマスメディアは、政府広報ならぬ官報と成り下がり、ただ
の押し紙の体で、腹立たしい限りである。
法案が成立した今頃になって、TVなどは、問題点をあげ連ねて
いるが、何をか況やである。
 
いみじくも、民主党党首の海江田が言ったように、官僚の官僚
による官僚の為の法案であって、主権者国民の目を欺き官僚の
やりたい放題になるのは、火を見るより明らかで、主権者たる
国民の代表である代議員は蚊帳の外で、秘密の内容や妥当性の
確認にも関わる事ができないなんて、自分で自分の首を絞めて
いるようなものだろう。
賛成した連中は恥ずかしくもないのか、政治家としての矜持を
持ち合わせてもいないだろう、そうでなければ、法案に賛成な
どできないだろう。
ところが、このままでは、彼らは地元には帰れないはずなのに、
地元は寛大なのか、次の選挙にも落選させられることも無く、
舞い戻って来るはずである。

しかし、かつての自民党であれば、このようなデタラメな法案
など、リベラルな政治家の言動に押され審議の前段階で、手枷
足枷が掛かった状態で身動きが取れなかったはずだ。
本当に自民党の劣化も著しい。
更に、かつて平和の党と言われた、公明党も与党気取りで、
審議は十分に尽くしたなどと、あの弁護士党首が見栄を切って
見せるのだから呆れて物も言えない。
まあ、ただの怪しげなカルト教団を母体にした、目立ちがりやの
集まりだなどと毒づいてみたりするが、虚しさだけがつのる。

何れにしても、これで、戦いが終わった訳ではない、先ずは、この
一年は、改憲に繋がる不穏の動きに目を光らせるともに、この法案
の異常さを質していくことが重要で、三年後には政権交代を行なっ
て廃案に結びつくようにしなくては、この国の行く末は恐ろしいこ
とになる。

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