半農・半Xの生活

思いついたことを思いついた時に綴ります。

夏休みの想い出

2012年07月25日 21時59分14秒 | 日記
小生が小中学生の頃は、夏休み期間は、せいぜい20日間程度で、
夏休みは7月28日頃からお盆明けの8月18日頃だったと記憶して
いる。
とにかく、お盆が終わる頃には慌てて宿題の工作などをやった
覚えがある。

貧農の我が家は、例え小学生と言えども、貴重な戦力として期待
されており、連日、半日は畑仕事にかり出され、草取り、果樹の
消毒など、仕事は絶えることなく待っていた。

近所で、非農家の友人が遊んでいるのを見るとうらやましくもあ
った。

それでも、午後はプールに友人達と行ったり、つかの間であるが
野良仕事から解放された。

何時だったか、5歳上の兄と、農作業をサボったら父から予科練
仕込みのケツバットを受けた。両手を握り水平に突きだし、上半身
を15°程度前傾し、尻を突き出すのである。
さほど痛くは無かったから、父は手加減してくれたのだろう。

そんな厳しい父であったが、お盆休みには、子どもたちを、バスで
1時間程離れた町まで、映画に連れて行ってくれたこともあった。
それは、母からのアドバイスがあって実行したと最近になって父
から聞いた。


子どもの頃の夏休みの思い出は、やはり、草いきれがする畑での農作
業と、お盆過ぎの膝にまとわりつくような、もの悲しい秋風だろうか。



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