半農・半Xの生活

思いついたことを思いついた時に綴ります。

母を想う

2016年01月23日 10時25分26秒 | 日記
一昨年に未曾有の大雪が降ったこの時期に母が逝ってから早くも
三回忌を迎える。
母は彼の地で母らしく明るく楽しく、先に旅立った自分の兄姉弟
達と楽しく過ごしているだろうか。

母が貧農の父の所に嫁いで来て父と一緒に朝、星があるうちから
起き出し、再び星が輝き始める時まで真っ黒になって働き続け、
その甲斐あって農林大臣賞を何回も受賞するような優良農家にま
でした。
その母の手は、土塊のようで指は節くれ立ち折れ曲がったままで、
まるで農具のようだった。

最近、母の夢をよく見る。夢の中に出てくる母は、歳は50~60代
で家庭の中心にいて颯爽と振る舞い、朗らかで孫に囲まれていつも
楽しそうだ。


母上どの、見えていると想いますがその孫も皆元気やっています。
母の命は確実に継がれて成長しています。
独り残された父はと言えば、しばらく喪失感からか沈みがちな日々を
送っていたけれど、老いが増したとは言え元気でいます。ご安心くだ
さい。