半農・半Xの生活

思いついたことを思いついた時に綴ります。

雪は降るあなたは来ない

2014年02月08日 10時24分00秒 | 日記
母の体調の急変そして葬儀など慌ただしく過ぎた1月だった。


時勢は、あのように、稚拙で極右の国家主義者を首相とする
国民の不幸は、今降り続く雪のようにみるみる積み重なって
いく。
とは言え、NHKをはじめとした翼賛的マスメデイアの力は、
強大で、その現実に気づかずにいる国民は多く、カウベルを
付けられ飼い慣らされた従順な羊の群れのようだ。

これから益々激化するであろう、カネの為なら人の尊厳など
蔑ろにし、国民主権などなきものにする経済一辺倒の暴政を
想像するとき、いつも家族と話すことは、最早この国は救い
ようのない領域に至っており、海外に移住したほうがよいと
いうことで話は決着し、それでは、何処の国が良いかという
ことで、いつも盛り上がったところで話は終わるのだが。

第二次安倍政権がスタートしてから1年余、彼が思い通りに
摂ってきた政策は、思い出したくない程の酷さで考えただけ
で怒りと吐き気を伴う。

しかし、彼らの政策は極めてわかりやすく単純で、キーワード
は、「全ては1%の為に」である。裏返せば、「国民に全てのし
わ寄せを」ということだろう。そこには、働く者の姿は、生命
を持った人間ではなく、単なる機械であり、部品にしか、彼ら
には見えないのであろう。
年金生活者は厄介ものであり、彼らの保障は限りなく0に近付
けられる。
税と社会保障の一体改革も、アリバイづくりの審議でお茶を濁
し、結局は、サービスの低下であって、収奪する消費税の増加
分は反映されることなく、政権の応援団である財閥企業や大企
業の内部留保に付け替えられだけである。

あの忌まわしきコイズミ改革で、米国の指示書どおり郵政改革
を断行し、日本の富を米ハゲタカに還流を果たした、せこい盗
税で有名な三流学者のマック竹中ヘイゾーをまた、経済再生諮
問会議やらのわけの分からん、その他諸々の諮問会議の委員に
再登用させ、経済特区やらをあみだし、労働者の切り捨て御免
のシステムを確立してしまった。
このマック竹中こそ、証人喚問をして、当時の悪行を白日の下
に晒さなければならないはずなのに、殆んどの国民は、彼の有
名経済学者様のご託宣をありがたがっているのだから、なにを
か言わんやである。

戦争称賛神社の靖国に参拝をし、ソンスウの念をあらわした安
倍であるが、宗主国の米国にも嫌われるありさまで、中国、韓国
はおろか、世界中から、問題視されていても、厚顔無恥とはこの
ことで、ハンセイの念は見られない。ただし、対話のドアーは常
にオープンだそうだ。しかし、そのドアーには目に見えない強力
なバリアーが何重にも張られているわけで、その姿勢は、実は常
に内向きなわけだ。

明日、行われる都知事選も曰くつきで、叩けばホコリどころか、
ゴミ満載のマスゾエをヨミウリを始めとした、翼賛マスコミの箝
口令のおかげで、いわゆるB層を味方に付けたので、当選は確実だ
ろう。勝因は、都民の不見識さと自動票読み取りシステムムサシ
のおかげだろう。細川、宇都宮を1本化なる話もあったが、この様
子では、二人の票を足しても、マスゾエには及ばないかも知れない。
 安倍の暴走を止める千載一遇の機会だったが、この先、自業自
得の結末が予想されるとは言え、真っ当に考えている人々まで、巻
き添えにされるのだからたまったものではない。

外を見ると、雪は間断なく降り続き、この東信州でも久しぶりに1
尺を超える大雪になるだろう。さて、これから、本日三回目の雪か
きをしなければ。


おそらく、明日の投票所は、雪は降るあなたは来ないの、様相かも
知れない。これこそが、政権を忖度したマスコミの喧伝のとおりで
ある。