夜勤の仕事は、一階と2階2人1組4人でやったり3人体制で回したり、I階と2階それぞれ一人でやることもある。
組む人によってやりやすかったりやりにくかったりもある。
仕事が家事の延長の内容なので、主婦がパートに来ているので、家事の得手不得手いろいろだ。
私は家事はそれほど好きではないので、人のやることを見て、感心することが多い。
この職場に来始めた頃印象の悪い人がいて、その人があまり仕事をちゃんとやらない人だと伝え聞いていたが、昨夜は一階と2階一人ずつやる形になったことで、その方にヘルプを頼んだらしかった。
夜9時ごろ来てくれるとのことで、待っていた。やがてやって来てくれたが、やはり第一印象の時と同じ感じの良くない人だった。
私は実は一人でやったことがなかったので、やってみたいと思った。相手がいなければ自分なりのペースでやれるから。
その人に言った「一人でやる人もいるわけで、私は一人でも良かった。ヘルプ頼むかどうか相談してからにして欲しかった」と。
随分な言い方とは思うが、この人にはそう言いたかった。
この方は初めて会った5ヶ月前、私を上から下までじろーっと見て「こないだ麦茶のポットの注ぎ方が逆さになっていたのよね!あんたの時だったわよ!」ととても強い口調でキツく言われたのだった。
後から入って来た人と知ると、先輩ヅラする人なのだろうなと思った。
音楽仲間にはそういう人は滅多にいない。私の仲間にはそんな人は誰もいない。改めて私の仲間はみんな良い人ばかりだと思ったものだ。
その後その人は一階に降りたまましばらく上がってこなかった。下にはベテランの方が仕事している。用事があって一階に内線で電話した時に「◯◯さんは下にいらっしゃるのですか?」と聞いたら、◯◯さんは、一階と2階どちらもヘルプしてもらうことにしましたから、ここの仕事が片付いたら2階にも上がりますからよろしくね。」と言われた。
本当は下はいいが2階の東條さんが一人でするのは初めてだからと◯◯さんを呼んだが、私がちょっと文句言ったので、両方のヘルプになったのかもしれない。
◯◯さんは働かない人ではなかった。やはりベテランだし、良い仕事をしていた。
そして私にいろいろダメ出しして来た。
私はそれまであやふやだが、いろいろな人のやり方をミックスしてやっていて、それで良いと思っていたが、いまいち自信はなかった。
言い方もきついので嫌だなと思ったが、言うことは正しかった。
でも顔と目は笑っていなくて、キツネと狸を合わせて2で割ったような顔をしていて、怖そうな人だった。なんて言ってはいけませんが。
今朝になって仕事が終わり、申し送りをしてからその方にお礼を言いました。
「◯◯さん、いろいろ教えていただきありがとうございました。曖昧なこともあったので教えていただいて助かりました。」
帰宅して少し寝てから、仕事を見つめ直し、内容をまとめました。
曖昧だから仕事が嫌だったのだ。職場に行くのが怖かったのだ。
ちゃんとどうすればいいかがわかった今、これからちゃんと仕事に向き合えるかもしれないと思った。
食事が終わった後の床掃除は次塩素酸で、そのほかの廊下や階段はアルコールを吹き付けながらのモップ。
あれとこれは手早く、これは間違わぬよう確認しながら…などなど。
さあ、いつまで続けられるかな?
身体と相談しながらやってみます。