えみこママのブログ

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居場所があるみたい

2021-05-16 21:17:00 | Weblog
今日はね私が20歳の頃、通勤途中に寄る店のことを思い出した。一年ちょっとの関わりで20歳なりの、私の哲学の基礎になった事である。

野菜やら乾麺やらを売っているその店。初めは息子とその両親で働いていたが、そこへ息子にお嫁さんが来た。

お嫁さんは初めは仕事もよくわからないようで、居場所が見つからず時折旦那である息子やその母親から心ない言葉や態度をされ、情けない立場だった。

それでも数ヶ月経った時頃、少し変わっていた。旦那である息子がほんの少し優しい感じに接するような場面があった。

またまた数ヶ月後、お嫁さんに赤ちゃんができたようだった。お母さんは、お嫁さんに強い口調はやめてすこしだけ優しくなっていた。

あーあーよしよし、お嫁さんがんばれ!と20歳の私は21歳になっていたが、私も一緒に成長したような気分だった。

その場所で居場所がない時は辛いものだ。何をして良いかも分からず、変な笑顔もいらない時期だからだ。まだその場所で、認められてない感が漂っているからな。

空気が読めないなら、じっと耐えるしかない。プライドがあるならなおのことだ。

あのお店のお母さんでも、もうちょっとさばけていてユーモアや優しい言葉かけができる人ならお嫁さんも初めから楽だっただろうな。何回も苦みずを飲むようなことにはならないはずだ。

でも逆のお嫁さんから見たら、苦水を飲んだ分物事がはっきり見えただろうな。誰も助けてくれないのなら、自分をしっかりさせなくてはと気がついたと思う。

夫の実家に入ってコバちゃんや義父と生活して、頼りない居場所のないうちはあのお店のお嫁さんを思い出したものだった。

今日、音楽以外の仕事の日でした。このところうまく仕事ができています。2月半ばからまる3ヶ月、やっと居場所が出来て来たのよ。

「東條さん、全然やったことのない仕事を頑張って物にできそうですね。他の皆さんも、東條さんの頑張ってる話はよく聞きますよ」と言われました。

ほんとに右も左も分からない仕事なのに、想像してるのと違ってキツいけど、やっと仕事の内容が飲み込めた感じだった。
5月になってから、仕事が終わると「お疲れ様、はいどうぞ」とアイスコーヒーを出してくれた。

めちゃめちゃ美味しかった。

でもね、また別の仕事もやってみたいのよ。
人生最後の仕事をね。笑
コメント
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