雨戸復活

我が家の雨戸は下に車が付いていて戸袋から出すと、ガラガラと大きい音がする。
サッシのとは違うので、スムーズに動かないこともあり音がうるさいこともあるので、もう20年以上も使っていなかった。

今日みたいな台風の時は、使うこともあったかと思うが。

シャッターの雨戸とは違うので、古民家の風情のある木製の雨戸だ。


今から22.3年ほど前、コバちゃんが私の父に頼んで、8枚の雨戸をしっかり釘を打ち直しだことがあった。

畳一畳の大きさのを8枚だ。

注文のうるさいコバちゃんの言うことをよく聴いて、父も建具大工の腕をふるった。

私のレッスンの都合と、父の都合をつけて来てもらった。本庄から77歳の父は、数日通って来てくれた。

父が来ると、釘や補修する木材などを一緒に買いに行った。

全部出来上がって、雨戸を全部閉めた。

昼間のことだから、雨戸に打った釘の頭が黒い雨戸に均等に陽の光に照らされて輝いていた。
コバちゃんもご機嫌で、ニコニコしていた。

この家はコバちゃんにとって、自慢の家だったから嬉しかったのだろうな。

何か大工仕事ができた時は、よく父を呼んだ。
父も私に会うことができるので、ニコニコやって来た。

この台風でこの雨戸を使っているが、手で引き出す時など、サンに溜まったホコリが凄い。一枚だけ雑巾で拭いたら、ネズミのフンがあった。この8枚の雨戸のサンを綺麗にしようと思う。

雨戸を開けて戸袋にしまいながらやろうかな。内側のサッシの戸は、およそ40年ほども前のもので、いくらサッシと言えどもこれまた古いので重い。

サッシの戸と雨戸のサンを、綺麗にしようと思う。

それから六畳の居間の隙間テープを徹底的に改善したい。そして襖を張り替えたい。

先日の私の誕生日に、子供たちが集まったがまた集まってみんなで大晦日を過ごしたい。
私は煮物をたくさん作り、天ぷらなど揚げて長女にパエリアやサラダを作ってもらい、およめさんに美味しいカツを買って来てもらい次女にはケーキを買って来て貰えばできる。

やってみたいなあ。

ビール飲んで酔っ払ったら、泊まって貰えばいい。
北海道の親御さんにも、池袋のお母さんにも来てもらってもいいな。

今年無理でも、いつかやりたい。

古民家の我が家で良ければね。


外はすごい雨、しかし雨戸のおかげで少し防音になっている。
この雨の中、断捨離したり雑巾がけしたりエレントーン弾いたりピアノを弾いたりして過ごしています。

12月のコンサートのソロ曲の変更や、来年の発表会での講師演奏選びをしています。

今夜築66年のこの家が、壊れないことを祈って。