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むさしの墨友会

現代書道の父、比田井天来先生の門流である桑原翆邦先生の門人の吉野大巨先生を師として、書を愛好する仲間の会です。

墨華「指導の参考」...(東鶴)

2011-01-17 | 書道
1月16日(日)に開かれた審査会のお手伝いに行ってきました。

そこで、吉野大巨先生から配られた「指導の参考」です。



上下の下の右半分に書かれていることは
とても大切なことと思いますので、改めて書き記します。


「運腕を大きくしながら大小・長短・潤渇・強弱・深浅を呼吸に乗せて書くつもりで...
文字の傾き・軸のゆれも作品作りの大切な要素となります。

原本を一度半紙で詳しく観て習ってみる事が重要です。その上で取捨し、
一つの見識で表現してみたいと思います。」


私たちには 「見識」に至るまでが苦しくて長いのですよね。





審査会での長谷川雅峯先生(左)と河野栖鶴先生(右)

達人の域のお二人...。

書の素晴らしさはちろんのこと、ご本人たちの存在感もそれぞれ違って味が大ありです。


鶴友会の大先輩の河野栖鶴先生から、むさしの墨友会との合同新年会
のお話をいただきました。

萬鶴さんよろしくお願いいたしまーす。