「遊仙な時間を楽しむ」その3...
むさしの墨友会の皆さま、新年明けましておめでとうございます。
本年も、学書に交友に、広くお付き合いのほどよろしくお願いいたします。
むさしの墨友会の皆さま、新年明けましておめでとうございます。
本年も、学書に交友に、広くお付き合いのほどよろしくお願いいたします。
さて、まず新年は道具立てから...
今回は左側の墨、松壽堂の「主臣」を主に
途中から右側の青墨「苔」を混ぜて磨ってみました。
今日の硯は中国の「歙州硯(きゅうじゅうけん)」です。
大型の硯で、吉祥寺の京王ビルの建て替えに伴い「ゆざわや」が
一時閉店するときをねらって、買い求めました。
「雨畑硯」に比べると鋒鋩(ほうぼう)が少し強く感じられます。
*鋒鋩:硯の石肌にみられる微細な凹凸。やすりの働きをして墨が磨れる。
(日に日に値段が下がるのが楽しみでしたーっ。ちなみに買った値段は忘れましたーっ。)
今回の題材はこれ。
以前にも登場した「礎」です。
これは市販の液墨で色紙に書いたもの。
色紙はとなんとなく べたっとした感じになってしまうので
この際 筆はやめて、いっそ「右手のひとさし指」で書いてみたら...?
こんな感じになりました。
これは 白蓮半紙を使っています。
なんか、どうです? いい感じがしませんか?
そこで今度こそ、調子に乗って色紙に「指書き」挑戦!!
こんな感じです。
筆とは違うので、途中、「墨つぎ」ならぬ 「人差し指の腹つぎ」が、思わぬ所で出てきます。
跳ねるところもうまく行ったり、「と、とととと...」と丸がつながったように見えたり...。
無脊椎動物の関節みたいで、それもまたおもしろがって 書いてみました。
(「描いてみました」が正しい表現かも...。)
2011年も 相変わらず東鶴の言動は、常識ある人には 理解不能?
前途多難ですかね...やっぱり。
閑話休題 蝋梅が春を呼んでいます......。
閑話休題 蝋梅が春を呼んでいます......。