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むさしの墨友会

現代書道の父、比田井天来先生の門流である桑原翆邦先生の門人の吉野大巨先生を師として、書を愛好する仲間の会です。

はーるよこい...(東鶴)

2011-01-25 | 書道
日本全体が大きな寒気に包まれています。

はーるよこい...と気分だけでも 暖かくしておきましょう!

今回はまずは百人一首から

お正月の縁起物 富士山を取り上げてみます。



「 田子の浦に うちいててみれは しろたへのふしのたかねに 
ゆきは ふりつつ」 (山部赤人ー新古今和歌集ー冬の部)

むさしの墨友会の「海外研修」でも白い雪に覆われた富士が良く見えるといいですね。



そしてもう1つ。



こちらは「高野切第一種」の臨書から。

「としのうちに はるは きにけり ひととせを こそとやいはむ ことしとや いはむ」

" 年内に立春か゜きたけど、この年は去年というのかな 今年というのかな "

という意味のようですが、古今集の中で、太陽暦と陰暦との日数差によって

立春が元旦前に来てしまうことを歌ったもののようです。


そんなことよりも、寒いのは嫌いだーっ。

「はーるよー、まだみぬはるーっ!!」

んーっ こんどは「ゆーみん」の歌で仮名に挑戦か...?