親父が使った硯が4~5枚あります。
価値はわかりませんが、そんなに高いものではないと思います。
そう言えば、晩年ですが机に向かって墨を磨っていたのを思い出します。
20年前くらいでしょうか。
その1枚(大きめのモノ)を、必要に応じて使っています。
あまり必要がありませんので、時々です。
そして、先代が使っていた硯箱があります。
物心付いた時から見かけていますが、きっと先々代から使っていたものだと思います。
100年以上は経っているかと思います。
書を始めた2年前に、納戸から出してきました。
中を開けると、ほんとボロボロですが、何故か愛着を感じます。
この硯は新しいものですが、古いのは真ん中が凹み日常的に使っていたのがわかります。
使っていない墨バサミ(竹製)も出てきました。
昔のものは頑丈な作りをしていましたね。
味わいもあります。
親父の使った硯で墨を磨り、3月23日から銀座画廊で開催される雙暢書道展出品の色紙用に書いて見ました。
一枚目の試し書きでしたので、これから気合いをいれて何枚か書いてみます。
しかし、1月29日の提出日まで間に合うのかなぁ~。
宿題も山ほど溜まっています。
書道の環境や道具だけは整っているのですが・・・。
私の書道に対するDNAは何処へ行ったのでしょうか?
お屠蘇気分も抜けましたので、あとはやる気だけです。
(萬鶴)