科警研のホームズ 毒殺のシンフォニア |
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読了日 | 2020/09/28 |
著 者 | 喜多喜久 | |
出版社 | 宝島社 | |
形 態 | 文庫 | |
ページ数 | 325 | |
発行日 | 2019/11/08 | |
ISBN | 978-4-8002-9844-7 |
つて科学警察研究所―通称“科警研”―で、ホームズと呼ばれていた土屋が、思わぬアクシデントにより職場を去ることになって、所長の出雲俊明は何とか彼を引き戻そうとするが、土屋は大学の研究室の居心地の良さに、科警研に戻る意思はなかった。
だが出雲は土屋を引き戻すために、科警研の分室まで作りそこに地方の警察から、3人の研修員を据えたのである。伊達洋平、安岡愛実、北上純也は、それぞれ埼玉県警、兵庫県警、北海道警からの出向である。
そして、分室の長に任命された土屋はどうにも分室長だという認識があまりないようだ。勤務形態にしても、勤務時間にしても、これと言った決まりはなく、自主性に任すといったことだから、三人の研修員たちの間には戸惑いが漂う。そんなところが前の第1巻の初めの様子だったが、とにもかくにも警視庁から舞い込んだ奇妙な事案に立ち向かうことになる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/e0/3f1f7591486f154e8b3e07eb5d0eaa2a.png)
出雲が分室に依頼してくる事案は、土屋の興味を引くと思われるものだが、当の土屋の反応ははかばかしくはなかった。三人の研修員たちはそれならばと、自分たちだけで解決を図ろうとするが、どうしても経験不足や知識の不足が、最後の詰めを良しとしないから、土屋に頼ることになり結局のところ、土屋のちょっとしたヒントが解決への道筋となるのだった。 かつて、科警研のホームズと呼ばれたひらめきや、知識の豊富さはいまだに衰えておらず、三人の研究員たちの及ぶところではないが・・・・。
第1巻 | 第2巻 | ||
プロローグ | |||
第一話 | 残光のメッセージ | 第一話 | 毒殺のシンフォニア |
第二話 | 楽園へのナビゲーター | 第二話 | 溶解したエビデンス |
第三話 | 惜別のロマンチシズム | 第三話 | 致死のマテリアル |
第四話 | 伝播するエクスタシー | 第四話 | 輪廻のストラテジー |
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/e0/3f1f7591486f154e8b3e07eb5d0eaa2a.png)
た、24日(木)から25日(金)にかけて台風が近づくらしい。台風と前線によって風雨が強まるようで、心配だ。僕は週に1回とは言いながら、仕事を持っているから雨は困るのだ。廃車にした車にビニール合羽を積んだまま、出してしまったから雨合羽がないのだ。
大した額ではないからまた買えばいいのだが、その大した額ではなない額も今の僕には、結構大変なのだ。
それに今月は23日水曜にも特別の荷物があるというから、どうなのだろうと心配が重なる。それとは別にこのところ朝晩がちょっと寒さを感じるくらい涼しくなった。暑さ寒さも彼岸までと言うから、なんだかんだ言っても昔からの諺はピタッと季節を現している。
汗っかきの僕にはありがたいが、もうじき寒い冬を迎えると思うと、いささか憂鬱にもなる。いやもう少し先の話だな。
これは少し前に書いたことで、幸いにして台風は日本列島からは、大分離れたところを進んで大きな被害を及ぼすことはなかった。
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