隅の老人のミステリー読書雑感

ミステリーの読後感や、関連のドラマ・映画など。

0031.キドリントンから消えた娘

2000年03月01日 | 本格
キドリントンから消えた娘
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読了日 2000/03/01
著 者 コリン・デクスター
Colin Dexter
訳 者 大庭忠男
出版社 早川書房
形 態 文庫
ページ数 397
発行日 1995/1/15
ISBN 4-15-077552-4

 

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者の生み出した名警部モースもTVドラマで知った。長いこと読書から遠ざかっていた弊害だ。
ミステリーの本場英国で制作されたモース警部シリーズは、「シャーロック・ホームズの冒険」や「名探偵ポワロ」あるいは「ミス・マープル」のシリーズとともに絶大な人気を博し、多くの外国でも放送された。

二年前に失踪して以来、行方の知れなかった娘バレリーから両親に無事を知らせる手紙が届いた。彼女は生きているのか、としたら今はどこでどうしているのか。だが捜査を引き継いだモース主任警部は、ある直感を抱いていた。
このシリーズの特徴は、上司や部下との意見の食い違いや、自身の間違いなどを繰り返し、試行錯誤の中から真相を見極めるというプロセスにある。クラシック音楽を愛し、愛車ジャガーを駆って事件を追う魅力あるキャラクターが多くの人の支持を得る所以だろう。

 

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