先日、NHKのBSハイビジョンで。「ウォーカーズ~迷子の大人たち~」の再放送があった。
江口洋介、戸田菜穂、三浦友和、原田芳雄らが、それぞれが人生の岐路ともいえる時期に四国遍路を行い、歩きながら自分を見つめ、今の状況に気付き、これからの生き方を見つけていくものだ。
NHKの公式サイトでは、
みんな、懸命に歩きながら、何かを懸命に探している。それはこれからの人生かもしれないし、ともに生きてきた夫婦の答えかもしれない。その姿は、生き方を迷い、自分の正体を探しあぐねている、現代の僕らそのものであるように思った。
と、書いてある。
最初は、自分が車で廻った時の風景を見られればいいと思うくらいでみていたが、段々引きこまれていき、自分の人生とも重ね合わせてしまった。
何気ない言葉が、心に染みた。
「この旅が終わる時、僕らに何が起きているだろう?」がテーマだ。
昨年、車で廻った自分の四国遍路もまさにそれだった。
体が最悪の状況で始めたので、無事終わるのか、その頃はどうなっているのか、祈りながら廻った。
終わる頃には、体の調子は奇跡的によくなってきた。
夫婦で四国遍路をしたからだけではないが、以前より共通の意識を持つことができるようになり、価値観が似てきて、夫婦で人生を送っていることを実感し始めた。
自分一人で生きているのではないと思い始めると、生きることが楽になってきた。
最後に僧侶である主人公の父親が言った言葉がよかった。
お遍路は終わらんのじゃ。
生きてくことがお遍路なんじゃ。
江口洋介、戸田菜穂、三浦友和、原田芳雄らが、それぞれが人生の岐路ともいえる時期に四国遍路を行い、歩きながら自分を見つめ、今の状況に気付き、これからの生き方を見つけていくものだ。
NHKの公式サイトでは、
みんな、懸命に歩きながら、何かを懸命に探している。それはこれからの人生かもしれないし、ともに生きてきた夫婦の答えかもしれない。その姿は、生き方を迷い、自分の正体を探しあぐねている、現代の僕らそのものであるように思った。
と、書いてある。
最初は、自分が車で廻った時の風景を見られればいいと思うくらいでみていたが、段々引きこまれていき、自分の人生とも重ね合わせてしまった。
何気ない言葉が、心に染みた。
「この旅が終わる時、僕らに何が起きているだろう?」がテーマだ。
昨年、車で廻った自分の四国遍路もまさにそれだった。
体が最悪の状況で始めたので、無事終わるのか、その頃はどうなっているのか、祈りながら廻った。
終わる頃には、体の調子は奇跡的によくなってきた。
夫婦で四国遍路をしたからだけではないが、以前より共通の意識を持つことができるようになり、価値観が似てきて、夫婦で人生を送っていることを実感し始めた。
自分一人で生きているのではないと思い始めると、生きることが楽になってきた。
最後に僧侶である主人公の父親が言った言葉がよかった。
お遍路は終わらんのじゃ。
生きてくことがお遍路なんじゃ。