Native of Ehime

最近、自然も人間も少し変。自分のできることからやってみようか。

高野山

2011-03-24 21:46:29 | 遍路道 愛媛路
無事、四国八十八箇所参りを終えたので、そのお礼のため、3月11日に高野山に行った。
その朝、総本山金剛峯寺で法印転衣式が行われたため、お坊さんがたくさん集まっていた。

金剛峯寺は式のため拝観できなかった。

一の橋から歩くと奥之院まで2kmほどある。
その小道には、左右に杉の大木が並んでいる。




歴史上の著名な人物の墓が並ぶ。

久松家の墓所もあった。




豊臣家。




雪が本降りになり、みるみる積もり始めた。




御廟橋から奥は聖域。
撮影もできない。




奥之院は、聖地そのものだ。
その場の氣はすごく、氣あたりするほどだった。

般若心経を唱えていると、四国遍路を思い出し、ありがたくて、涙がでてきた。


四十二歳厄除 御自作彫像。




お参りの後、しばらくして、東日本大震災が起きた。




昨年の1月、愛媛の44番大宝寺から廻り始めたが、その頃は長く歩く自信がなかった。
寺を4つも廻ると車の乗り降りだけでもへとへとになっていた。

時々少量だが血を吐き、その度、死の恐怖が心をかすめ、不安な気持になりながら、結願に向け1寺1寺進めていった。
食生活をはじめ、生活全てを治癒に向かうよう変え、心の持ち方も変えて、激しい民間治療に耐え続けていくうちに、自分の体が確かに変わっていくことを実感し始めた。

医者から告げられた時を過ぎたが、体調は良い方向へ向かっていく。
不調があっても悪いことは考えず、とにかく前に向かって進んでいく。

今でも、西洋医学的には厳しい状況に変わりはないようだが、自分が感じる体の具合は快方に向かっているので、心配することもあまりなくなった。

心を平静な状況に保てるようになっており、循環器系統も正常に動いてくれているので、少しづつ治癒に向かって進んでいるようだ。

あとは、病気になって気付いた自分が為すべきことを無理せず行っていけばいい。
それと、生きていく楽しみである次の目標を決め、楽しんでいれば、生還できると信じている。



コメント (2)
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