河野 啓一/花冠同人

河野啓一の俳句ブログ

130120大寒

2013-01-20 10:51:53 | Weblog
★陽光に明るき力寒の朝
★受験子はさぞ寒かろう大寒に
★寒明けはあと旬日と空を見る

和坊は共通一次2日目。パワーを十分与えられなかったのが気がかりだが--。
和歌山の国産レモンとやらを頂戴したのを紅茶に入れてみる。甘みがあって豊かな感じ。
アルジェリアのガスプラントのテロ騒ぎの顛末が??!日揮社員がかなりの数、不幸に見舞われたようだ。イスラムの難儀な業というべきか?

13.01.19雪道

2013-01-19 18:32:06 | Weblog
★六甲の雪道はるか神戸港
★名湯へ辿りゆく道霜の道*tadasi

★枯れ葎林を囲み風に揺れ

今日も寒いうは大寒。Aで 4Fの会場で紅白歌合戦とてギターの伴奏つきで歌う。結構活気があってG.Oさんは「南国土佐」、Sさんは「王将」、小生は「北帰行」を唄う。高い音がよく出るとて褒めてくれる。


*好きな句】名湯へ辿りゆく道霜の道 有馬温泉へおいでになったのでしょうか? リズムが心地よい御句です。
御礼有花さま[霜の道」に嬉しいコメントを頂戴し大変有り難うございました。


13.01.18風花

2013-01-18 12:04:34 | Weblog
★風寒し風花は地を転びゆく
★雪花の舞えば箕面の山暗し
★寒苺ハウスでぬくぬく育てられ

ぷらーじゅへさんぱつに。寒い日!さから箕面は雪が降り、積りはしなかったが雪花が道路を転がって有句のが見えた由。
和也君、明日奈良産大で共通一次らしい。パワーをもらいたいとかで電話をかけてくる。

13.01.17歌会

2013-01-17 18:37:35 | Weblog

★歌会の声朗々と小正月
★寒林を映し野の池鳥集う4s

★冬灯し昆陽池(こやいけ)巡る震災忌
今日は神戸大震災18年、伊丹市でTVニュース犠牲者の数だけローソクを灯したそうな。

相変わらず寒い。AwのS君に霜柱の俳句の話をしたら大変喜ばれた。



朝の地平---花冠3月号
河野啓一
うす雲を染めて初日や信貴生駒
四海波静かなれと書く初日記
寒林を突き抜けてくる鳥の声
寒晴れて朝の地平の眩しかり
冬菫いつしか群れて日溜まりに
冬野広し杖が頼りに地平見る
冬空に伸びゆくバラ芽の茜色
セコイヤの林に差せる冬朝日
豊穣の大和の国の小春かな
霜柱踏みてバリバリ子の駆ける ←ひたすらに生き来て越えし去年今年

13.01.16日脚伸ぶ

2013-01-16 18:46:26 | Weblog
★黄昏の小道を二人日脚伸ぶ
★冬空を見やる明るく白きかな
★寒椿照り葉の陰に蕾見ゆ


好きな句 ★冬眠のミミズを起こす畝作り
何かユーモラスな風情が印象に残りました。ミミズはやはり冬眠するのでしょうね。

13.01.15どんど焼き

2013-01-15 20:24:33 | Weblog
★奥丹波山また山の雪なれば*tadasi

★水音の低く箕面の山眠る
★どんど焼き鄙の社の賑わいに
  
いなつ彦神社の祭神について調べてみた。やはり村社となっている。大概の事はグーグルでわかる。便利になったものだ。

13.01.14春待つ雨

2013-01-14 10:32:19 | Weblog
★枯れ枝のしとどに濡れて春を待つ
★雨止むや柿の古木に鳥の影
★一輪の小さきバラの開き初め

全国的に風雨がきついそうな。成人の日に皆さん大変だと具子と話す。

TVで体罰の問題が識者によって論じられているが、単なるも建前論のような気がしてならない。実情に即した考察が化ければと思う。なべて地球上には暴力が溢れているのに。曽野綾子式の本音の考え方も必要ではなかろうか。

俳句は不調。4つ星はなかなかで、[霜柱」以来かすりもしない感じ。具体的なテーマ矢とらえ方が必要?

13.01.13日脚伸ぶ

2013-01-13 12:10:53 | Weblog
★窓開けて飛びこむ朝日春隣
★日脚伸ぶ古木の幹も肌色に
★冬ぬくし餅焼く網の光りいて

日曜の朝、8時までねぼうする。曽野綾子の[太郎物語」がひとしきり話題になる。
大人となんでも対等、フランクにに意見のやり取りができる青少年を育てることが大切なのだろう。現代の教育が家庭、学校、社会を問わず過保護(親切でありすぎ)なところに一つの遠因があることは間違いない。完全すぎることは不善であると誰かが言っていた。日本経済の再生についての知日アメリカ人の言。

井山裕太は棋聖戦の挑戦権も獲得した模様。