河野 啓一/花冠同人

河野啓一の俳句ブログ

12.10.20小鳥来る

2012-10-20 20:40:31 | Weblog
投★木漏れ日の茂みに今朝も小鳥来る
★空晴れて刈田の畔の野菊かな
★裏庭の色やカンナの咲き続け

@kakan083 お礼 光子さま★青年に蹴られし球の天高くに嬉しいコメントを頂戴し誠に有難うございました。近くの野球場で、この頃はむしろサッカーも盛んになってきたように思います。啓一

@kakan083 好きな句★木犀の匂う夜明けの鐘楼堂/光子 夜ふかしで夜明どきの木犀の香を知りませんが、朝早く鐘楼堂で鐘を突枯れるのを日課にしておられるのでしょうか。すがすがしい朝の空気の中で心身ともに爽やかです。啓一


12.10.19晩秋

2012-10-19 09:20:47 | Weblog
★晩秋の朝日きらきら部屋に溢れ
★青年に蹴られし球の天高く
★羊雲何匹くらい群れしかな


@kakan51 好きな句★鰯雲あまねく里を統べ治む /和子 山里の上空に流れる鰯雲を180度視点を替えて、「里を統べ治む」と詠まれたのが印象的で、大いに教えられました。伸びやかな景ですね。啓一


12.10.18秋深し

2012-10-18 22:34:11 | Weblog
投★柿熟れて枝に飛び交う鳥の声
★秋雨や色づき初めし森の木々
★家路へと寄り添う二人秋深し


@kakan47 好きな句★日の色に近づき銀杏うす紅葉 /ますみ 銀杏の葉が少しずつ黄葉の兆しを見せています。これを「日の色に近づき」と捉えられたのに感服しました。銀杏並木の明るい黄葉の秋が待たれますね。

朝晩寒さを感じるようになった。それにしては今日のvitalは大変良い数値123/77/63。

路で転んで頭を打って入院-リハビリという人の話を聞いた。昨日のノクチル会のメンバーは皆快活で活動的でそんな気配もなかったが、ツイうっかりということはある。要注意。「花冠」11.1月号を希望者に進呈。飛ぶように捌けてしまった。M先生とI先生が大変褒めてくれた。

囲碁名人戦は山下名人が羽根挑戦者を中押しで破り、3-2とする。

12.10.17秋深し

2012-10-17 09:21:27 | Weblog
投★秋深し八十翁のクラス会
★名を知らず秋野に揺れる花の影
★朝寒や種撒く時期の過ぎゆきて

 好きな句★ コスモスに子らの合奏続きおり /有花 
合奏のリズムに合わせて庭のコスモスが揺れている様に感じました、メルヘンちチックな情景が楽しいですね。啓一

御礼 (河野啓一)
2012-10-16 19:51:50
★鍬音も高く甘藷を掘り当てぬ の句を10/20の今日の俳句におとり上げくださいまして誠に有難うございました。ご講評を再読させて頂き、改めて嬉しく存じます。


★しいの実の青くていまだ石の間に  正子
どんぐりの仲間、しいの実は渋みもなく、古くから人や動物たちの大切な食べ物になってきました。花後1年かかって熟するそうですが、何かの事情でまだ青いままで地に落ちていたのでしょうね。木の実のすこやかな成熟を願う作者の優しいお気持ちが滲み出た御句かと存じました。

12.10.16くるみ割り

2012-10-16 19:00:34 | Weblog
★胡桃割る人形見れば旅心*tadasi

★コスモスの乱れ咲きたる野道行く
★手に取ればずしりと紅き甘藷かな *ogutisi


@kakan53 好きな句★青空へ稲穂の波と曼珠沙華 /泰與 稲穂の波とそれを囲む囲む畔道に曼珠沙華が青空の下に広がっている伸びやかで色彩豊かな田園風景が思われます。啓一

*好きな句 ☆手に取ればずしりと紅き甘藷かな/河野啓一 丹精込めて作り上げたサツマイモを掘り起こしてみると、まるまると太って自分が思っていたより見事に出来ていた。期待以上の収穫の喜びに溢れていますね。

*【好きな句】胡桃割る人形見れば旅心/啓一 胡桃割り人形を実際に見たことはないのですが、チャイコフスキーのバレエ曲を思い出します。異国をイメージして、確かに旅心を誘われます。


Sで朝の血圧心拍体温すべてVG。きれいに晴れ上がった秋空のせいかも。期外収縮もほとんど無いとのこと。

112.10.14岩戸神社

2012-10-14 21:27:15 | Weblog
★秋色の池に佇む鷺一羽
★豊漁の秋刀魚を焼いて夕餉にと
★晩秋の岩戸神社の守り鈴

@kakan54 好きな句 ★山萩や今日は誰にも会わぬ道/有花 萩の花の見られるるいつもの山道に今日は出合う人もいなかった。「今日は誰にも会わぬ道」が印象的な措辞で、晩秋の風情を感じる好きな一句です。啓一

朝日が温かく感じられる時季になった。柿の色がはっきりしてきたが、今年は数も大きさもいま一つだ。
プロ野球CMS第2戦はヤクルト辛勝。ソフトバンク大敗。セ、パともすべては明日の第3戦に。

夕刻尚子がやってきて、九州旅行の土産をくれる。熊本阿蘇空港往復。宿泊は阿蘇と霧島ほか3泊だった由。霧島の岩戸神社の[水琴鈴」という、実に涼やかで優しい音のするお守りをくれる。

12.10.13紫苑

2012-10-13 21:47:33 | Weblog
★玄関に紫苑一枝挿されあり
★秋桜広き野に揺れ点々と
★落ち葉焚く林の中のバーベキュー

@kakan083 好きな句★観音を拝みて小路の実むらさき /光子 観音様への参詣の帰途、小道に実紫がつつましやかに、綺麗な艶を見せている。何か良いことがありそうなそんな気持がします。啓一

AでFさんとじっくり2局。1-1で、割合とうまく打てたように思う。2子だが、先ではやはり難しいか。寄せでの収束に習熟しなければ。

12.10.12うす紅葉

2012-10-12 13:08:12 | Weblog
★トンネルを抜けてダム湖のうす紅葉
★さらさらと木の実落して森静か
★金粉をまぶしたごとく金木犀

曇り空だが朝日が柔らかで心地よいひと時、花冠12月号の校正蛾出ていたのを見落としていて、偶然に気付く。視力に問題があるのか、注意力の問題なのか?

嬉しいことに、師の方で直近の秀句を1句差し替えてくださり、添削1句とともに10句掲載の予定となっている。有難いことだ。

10.12正子師のご指導

月今宵
河野啓一
朝顔の色ごとに種採り分けぬ(花野抄)
小鳥来る二人の未来幸あれと
切通し越えて一望稔り田に
秋刀魚焼く煙や子らはつつがなし
バッタ飛んで青空は見ざるかな
月今宵甍の波も銀の色
秋草を淡く束ねて投げ入れぬ
風静か讃岐の里の稲田かな
芋の露ころがり落ちて空青し

花冠12月号原稿確認 (河野啓一)
2012-10-12 12:46:41
12月号原稿を確認致しました。ご指導、ご高配を賜り誠に有難うございました。宜しくお願いいたします。
尚、本号は知人友人に吹聴する機会を待ちたいと思いますので、差支えなれば6部ご恵送賜りたく存じますがいかがでしょうか。わがままを申して相済みません。、宜しくお願い申し上げます。

12.10.11雲生まれ

2012-10-11 18:48:53 | Weblog
★雲生まれまた消えゆける秋の空
★からからと桐の実揺れて秋高し
★秋澄むや鳥声ひびく森の中

開@kakan51 好きな句★金木犀星屑のごと地に敷かる/小川和子 金木犀の黄色い花がほろほろと散って星屑のように散り敷かれている。秋が深まってきたなあと空を仰ぐこの頃です。啓一

Yさんが去年のもみじ葉のしおりが出てきたとてみせてくれる。赤い色の品種で整った形をしている。
  ★去年思う紅葉のしおり取り出して

朝は寒く夕刻は日が短くなってきた。晴れたり曇ったりの天気だが空は気持ちがよい。Aのまどから見た緑地の森に桐の実がたくさん見える。からからと風に鳴りそうな色をして。



北町歯科から電話あり、忙しいとつい忘れて。来週に延ばしてもらう。
家内が山中先生関連の本を買いたいというのでグーグルで調べてみることに。

12.10.10運動会

2012-10-10 18:10:18 | Weblog
★運動会豪華弁当母心
★赤白の球乱舞して秋の空
★万国旗背にして子らの組体操

@kakan53 好きな句★小魚を捉えし烏賊やそぞろ寒 /小口泰與 以前拝見した写真を思い出しました。食物連鎖は自然の掟とは言へ、小魚が容赦なくとらえられるのはやはり「そぞろ寒」ですね。印象に残る御句です。啓一