河野 啓一/花冠同人

河野啓一の俳句ブログ

011.08.10秋蝉

2011-08-10 18:19:38 | Weblog
★手作りの神輿を担ぎ秋暑し
★苦瓜の日々太り来て空青し
★秋蝉の葉蔭に軽く鳴いており○

@ @kakan_haiku 好きな句◆榛名湖の水を掬いし秋はじめ/小口泰與 暑い毎日ですが、立秋を過ぎると水や空気に何とない涼しさが感じられます。榛名湖の冷たい水を掬って秋を感じておられる作者です。
Sの夏祭りの日。職員諸氏の準備も大変だったろう。そろいの法被、提灯の飾り付け手作りの神輿、ヨーヨー釣りの余與。バナナたたき売りのかくし芸、手作りの祭り団扇。などなど。たっぷり楽しませてもらった。

スッカラ菅さんはついに退陣することを決意した模様。

11.08.09八月

2011-08-09 20:57:47 | Weblog
投★瀬戸の海遠くに見えて鹿の群れ
★八月の雲耀きて並びゆく○
★留守居して改めて見る芙蓉かな

@ @kakan53 好きな句 ★赤城より雲の湧き立つ今朝の秋 小口泰與日中の暑さには全く閉口ですが、朝は爽やかな空気も感ぜられ、「赤城より雲の湧き立つ」が自然に納得できる昨今ですね。気持よく拝見しました。

 尚子とアキコちゃんが夕食に寄る。月末に2人でベルギーに行く計画だそうな。自分の生まれたところを見ておくのも良いだろうな。無料の地図などを集めてもきてらおうか。

高校野球は益々好試合が続く。智弁和歌山は強い。
世界同時株安の兆候。今日は長崎原爆記念日。何事も騒動の根源は米国か。

11.08.08立秋

2011-08-08 15:35:29 | Weblog
 ★百日紅夕べの色の濃かりけり○
★蝉の音も途絶えがちなる昼下がり
★立秋の雲は流れて鯛焼に

@ @t_yuki0124 好きな句】★稜線を境に真っ青夏の空/秀之 その通りの景色を見ておりながら、こうした気持ちの良い句を詠めませんでした。今日8/8は立秋ですね。空の色、雲の色を読むのに秋というべきか夏というべきか迷っています。どなたかご教示ください。

今日は立秋。暦と実感は益々合わなくなってきた。しかし午後は蝉の声も弱々しくなってきたような気がする。
高校野球はこの炎暑の中で熱戦が続く。宮城の古川工の粘り。如水館/関商工の延長戦サヨナラ勝負のドラマ。一方国会中継はやはり凡戦。その中で自民党高村元外相は温和で巧みな討議でさすがと感心させられた。

11.08.07秋近し

2011-08-07 08:22:51 | Weblog
★晩夏光水路の鯉の耀きて
★秋近し空に絵を描く白い雲
★草茂る起伏一望秋吉台 ○
◆ 秋吉台は、カルスト台地と規模の大きさもさることながら、やはり季節ごとに折なすその眺望はすばらしい。カルスト台地なので、草も平地のように荒く茂るのではなく、起伏のある高原にやさしさがある。(高橋正子)


@ @kakan960 @kakan51 好きな句 ★これほどの蝉鳴き一夏逝かんとす/小川和子 夏も深まってきたこの頃、なお懸命に鳴いている蝉たち。「これほどの蝉」に実感のこもった御句に共感しきりです。

日曜の朝、相変わらず蝉の声が凄い。逝く夏を必死に生きている蝉たちに共感。自分らも多分そんなものだろうな。

11.08.06城下町

2011-08-06 18:47:27 | Weblog
★夏夕べ三日月淡く城下町○*
★萩焼の風鈴音色豊かなる
★語り部の汗も滴る御船蔵

好きな句 ★夏の潮静かに寄せて大鳥居/啓一★ 宮島でしょうか、神の島を想いました。寄せ来る夏潮と動かぬ大鳥居。圧倒的な景色でしょうに、それが「静か」なのですね。気持が鎮まります。Kさん
大鳥居はすこしイメージが違うので、朱の鳥居とした方が良かったかも。

昨日夕刻の短時間豪雨はすごかったらしい。2人とも昼寝をしていて気付かなかったようだ。
今日は左の肘から先が赤く日焼けをしていて多くの人に注目される。

山陽路&10月号投句控え

2011-08-05 10:38:26 | Weblog
宮島-萩一泊旅行
★快きレールの響き夏の朝
★なだらかに山滴れる山陽路
★夏の潮静かに寄せて大鳥居○**


好きな句◆法師蝉鳴き初め山に秋迫る/有花 まだまだ夏の続きそうなこのごろですが、つくつくぼうしが鳴いて秋の訪れが近いことを知らせてくれます。「山に秋迫る」の措辞が明快で印象的です。
早朝新大阪に集合。JTBなど他の団体でごった返している。福山駅まで、のぞみ2列車をやり過ごして1時間強で快走。中国観光の大型バスに乗り込み、宮島口へ。フェリー10分ほどで宮島に着く。シルバールームなる部屋があり海の眺めも良い。商店街の土産物屋でアナゴ飯定食の昼食後参道の片蔭を歩いて厳島神社へ。赤い鳥居の見えてくるあたりで鹿が何頭かたむろしていて、人慣れしている。頭をなでておく。車椅子は楽でよい。
800年昔の平家の栄華を偲ばせる社殿は回廊形式で海に面し鳥居を真南に望み、まことに風情がよろしい。世界文化遺産に指定されただけのことはある。

またバスに乗り込み津和野へ。2時間はたっぷりかかる。今度の旅は方向感覚がさっぱりつかめない。“小京都津和野”はたいしたことなかったが、人口7700人で錦鯉が10万匹近くいる(た)らしい。萩の旅館に着いたのは6時半過ぎ。久しぶりにバイキングで食が進んだ。泰介に介助してもらって大浴場にも入れて満足。

10月号投句控え師の選句結果も付記
①雲海に沈みし谷や奥丹後×
②深緑の鄙の出湯や龍の棲む×
③浜木綿の匂いて白き星明かり
④隣家の窓に今日より青簾
⑤空晴れて祭り太鼓の試し打ち
⑥海開き小学唱歌を口ずさみ
⑦夏満月柿の葉かすめ空を行く×
⑧船渡御の明り遠くに盃を挙げ
⑨梅雨明けを待てば心は青空に
⑩雲白しプールへ急ぐ女人あり

11.08.02短夜

2011-08-02 16:42:13 | Weblog
★短夜をはね起き急ぐバス旅行
★ナイターの光に映えて芝の色   
★森茂し六甲山系夏深く

好きな句 ★山々の万緑抜けて日本海/秀之 万緑を抜けて北へ向かう列車の窓から、忽然と視界が開けて紺碧の日本海が目に入ってきます。心躍る景ですね。啓一

風が少し涼しくなって、秋近しの感が少しするようになった。残暑はきついかもしれないが---。
泰介と渓が7時に出て1時半に戻ってきている。新大阪Pの下見を勧める。こちらは体調を整えておかねば。

11.08.01水芭蕉

2011-08-01 21:24:50 | Weblog

★木道の先は山なり水芭蕉
★水芭蕉せせらぎの音を聞いており
★登り来て涼しきところ水芭蕉

kakan52 河野啓一
好きな句◆風鈴の音色豊かに何処の風/迫田和代 軽妙な詠みで読者の想像をかき立ててくれます。何処の風-森の青葉を抜けてくるのでしょうか、山のせせらぎをふきわたってくる風でしょうか。

国循F医師の診察日。続いて心エコー検査、夕刻Uマッサージ。結構忙しい一日。
荒川の桃を頂戴する。