河野 啓一/花冠同人

河野啓一の俳句ブログ

09.03.20鶯

2009-03-20 11:03:00 | Weblog
鶯が鳴いたと妻の言う声が *秀之氏
庭先に鶯の声うれしき朝
庭の朝鶯来たり鳴いて去る

朝には夜来の雨もあがったが、少し肌寒い。彼岸ゆえと妻が仏壇に花を飾っている。ラッパ水仙とクリスマスローズ。上手くマッチしている。朝食後家内が、鶯が鳴いている!という。蜜柑の木のあたり、小さな地味な鳥が見えた。鳴声はまだ余り上手くない。ssokに付き合う。

★空に揺る木蓮真白影揺らし/祝恵子
木蓮は中国原産の落葉高木で、玉蘭の別名もあるように僅かに陰影を帯び、白く風に揺れる豊かさは壮観です。偶然、箕面の山近くで綺麗な満開の木をみかけたばかりで、まさにそのとおりかの風情が印象的でした。(河野啓一)