河野 啓一/花冠同人

河野啓一の俳句ブログ

12.2水煙2月号投句

2007-12-05 16:20:08 | Weblog
往く秋を遥かに能勢の棚田かな
大和路の秋や柳生の朴葉すし
神鹿の背を撫でてやる秋日和
秋入り日受けてものみな耀けり
手のひらに団栗ひとつ秋惜しむ
比良山頂伊吹も遠く薄雪に
かぶ買うて煮物酢の物漬け物に
黄葉の並木に埋もれ車椅子
小春日の日溜まり嬉し孫来る
落柿の赤を咥えし冬鴉

例年になく暖かい晩秋が続いてきたこの北攝地方もついに冬が到来。それでも10日遅れて箕面の紅葉は今見ごろとか、平日でも阪急箕面駅は人出でいっぱいと聞いて、倅の車で連れて行ってもらう。陽射しは暖かでよかったが残念、やはり盛りが過ぎて枯れ葉も目つ。一応の雰囲気を味わい、滝安寺まで行って戻る。
星野ジャパンの韓国戦を見逃して寝てしまった。

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