河野 啓一/花冠同人

河野啓一の俳句ブログ

12.09.24 12月号原案&無花果

2012-09-24 10:35:37 | Weblog
8..04~9.21 9.24
小鳥来る二人の未来幸あれと◎
切通し越えて一望稔り田に**
さまざまな怖い顔して案山子どの**
バッタ跳んで青空は見ざるかな◎
庭草や何時しか虫の宿となり 
芋の露ころがり落ちて空青し***
秋刀魚焼く煙や子ら皆つつがなし**
秋草を淡く束ねて投げ入れぬ**
秋潮の静かに寄せて屋島浦*
秋灯し負け碁を独り並べおり**

投句9/24
★レース越し朝陽の温き彼岸過ぎ
★池の端に静かに咲ける藤袴
★無花果を割りてひとくち花を食ぶ


@kakan47 好きな句★天高く遠くの橋を往く車/ますみ 実際に見たことはないのですが、青空の下、有名な東京湾ベイブリッジを遥か海上に眺められた御句かなと思いました。リズムの良い詠みが印象的です。啓一

刈り込みの終わった庭に小鳥がさえずったのはきのうだったか。ガランとして今は何の気配もない。
季節遅れの虎の尾が群れ咲いて淡いピンクが愛らしい。背の低い藤袴がひっそりとたっている。
今朝の室温は22度。長そでシャツを着た。

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